「レビュー」カテゴリーアーカイブ

E-PL1sとPT-EP01で撮影

というわけで前回の続き。今度は沖縄でE-PL1sとPT-EP01を使ってきたのでその写真。というか写真はあんまり意味ないよなあ。単なる撮影記録でしかないのであるし。

今回、PT-EP01を注文したのはB&Hというその筋(どんなスジ)では有名なアメリカにあるカメラ屋さん。まぁ、これも偶然ニューヨークにあるわけだが、行くのが決定する前に注文したので通常の個人輸入で買ったわけです。ハウジング自体の価格は、$419なので77円で換算すると32,263円。実際には送料が$64かかりますので、それをプラスするとざっと37,000円ってところでしょうか。たまたまPhotoshop Lightroomが$150セールやってたので一緒に買ったので(12,000円切ってるのがすごい)、それだけに送料かかってるわけじゃありませんけど、それでも国内で買うと5万円弱はしますから、1万円以上安く買えてるわけです。国内価格が高止まりしてる気がするけど。円高で損している分を日本の顧客が負担している気がしてる。他のE-PL3とかもB&Hの方が全然安いし。

それにOLYMPUSは国際保証なのでドコで買おうと保証付くのがいいところです。会社はガタガタしておりますがw、とりあえず製品に罪はない。それにダイビングしているとOLYMPUS比率がスゴく高い。ダイバーにおけるシェアはOLYMPUS圧勝でございます。「みんなオリンパスなのねー」と思わず聞くと、ハウジングたくさんあるしねー、とかパーツもいっぱいあるしね、などと非常に肯定的な答えが返ってくるわけです。ほんとにファンはいるわけで、そこらへん今後会社としてちゃんとしなきゃダメじゃない?となおさら思うわけだ。

さて、本題に戻るとE-PL1sとE-PL2を水中で使う際に大きくスペックが異なるのはE-PL2には水中ホワイトバランスがあること。E-PL1sは水中モード(水中マクロとか水中ワイド)にすると、ホワイトバランスは5300K、つまり太陽光固定になります。そして、E-PL2の水中ホワイトバランスは、推測になるが5300Kを基準にしつつも、これをそのときの青さとかによって上手にシフトしているご様子。赤みをちょっと足したりして、必要以上に青くならないし、自然な水中の色が出ているように思える。浅いところなら本当に自然だ。E-PL2はこの点が非常に優秀だ。水中ホワイトバランスに関してはこちらの記事が詳しい。マクロでストロボ光メインの撮影になるとあんまり変わらないけどね。 続きを読む E-PL1sとPT-EP01で撮影

SideWinder 2を手に入れた

DC-MCNP2のネタも尽き、普通に安定して使えていたので幸せな日々を過ごしています。しかしながら、新しいXtreamerことSideWinder 2が出た、というじゃありませんか。PC側に向かおうとしていたXtreamerでしたが、従来のXtreamer→SideWinderの流れを汲む正統進化したアイテムがコレになるわけです。

別に買わなくてもいいんじゃーん?と思いましたけど、とりあえず日本でXtreamerに関するBlogとして多少は役に立ってるハズだから、またもや買ってみたのだよ。人柱として見知らぬ誰かに貢献するのだという清い心のはず。

さて、モノ自体はXtreamerのサイトで直販していますので(というか今のところそこでしか買えない)、8/29に€134.00 EURで買いました。日本円に換算すると…14,984円だったようです。カードの明細上こうなってました。

これだけかと思うなかれ、DHLから1,235円請求されました。500円は消費税のようです。残りの735円は関税立替手数料。思わず配達に来たおねーさんに「お?500円立て替えるのに735円はひどくない?」といちゃもんつけてみたり。ぐぬぬDHLめ…。文句言っても始まりませんから、払いますけどぉ。DHLはこまめにトラッキング状況がわかるのはいいのですが、DHL施設としか書いてないので、どこのじゃい?と思ってしまいますな。

DHLのトラッキング。よくわからんw

というわけで晴れて9/5にSideWinder 2を手に入れることができました。前置き長くてごめんねwというわけで、やっとここからSideWinder 2なのだ。

 

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DMC-FT3は電気座標の夢を見るか

えー、TG-810から始まりWG-1 GPSに鞍替えし、そしてPanasonicのDMC-FT3にたどり着いたワタクシ。コイツを購入した理由は、ひとえにダイビングを始めたからに他ならないワケで。ハウジングが出ているのが、DMC-FT3とTG-810しかない現状では(防水デジカメじゃないけどFUJIならありますが)、こいつを買うしかなかったわけです。

本当はGPSなくてもいいからOLYMPUSのE-PL2でも海用に買おうかなぁ?なんて思っていたのですが、E-PL3がデビューしたので、それならE-PL2は止めておこうと思うのが普通なわけで。しかしながら、E-PL3は9月3日発売だから、それまでどうしよう?ということでDMC-FT3の出番が来たわけさね。

しかしひでぇタイトルだ。

DMC-FT3。使い込んだため結構傷だらけ

実際使ってみるといいカメラです。正直、Panasonicのデジカメは個人的には「売りっぱなそにっく」というイメージがあり、ファームウェアのアップデートをしないとか色々なネガティブイメージを持ちまくりだったのですが、DMC-FT3のおかげでそれもなくなりました。

よい点としてはGPSの補足が納得いくレベルであること。飛行機の中でも捕捉しますし、通常の利用状況ではまだ捕捉できないのか?とイライラすることもない。大抵一分以内にはなんとかなります。レンズも光学4.6倍で十分実用的です。それとCCDのため、スミアを心配したのですが撮っていて発生したのは昼間の太陽をモロに写したときのみでした。CCDのクセをあまり意識しないでよろしいわけです。

後は…GPSから導き出す場所名などもなかなかおもしろい。ロガー機能を持ってないのが残念ではありますが、それはまあオマケだしね。動画の画質も十分ステキです。WG-1 GPSはウンコでしたけど。

若干文句をつけるとしたら、AFが「え?なんでここに合わないの?」と思う時があること。空の雲の境目などでAFを合わせきれない時がタマにあります。それと水中だとAFが弱いことかな。あとは逆光時にコントラストの低下がたまに起きること。とはいえ、これらの欠点は強いてあげれば、というところで通常使っている分には十分なパフォーマンスです。シーンモードで露出補正効かないのはナゼなのさ?といまだに疑問ですけど。

個人的にはこのDMC-FT3は90点のデキ。WG-1 GPSは65点。TG-810は50点くらいかなあ。もう季節外れになって参考にならんかもですが、これから買うならDMC-FT3を2011年はオススメしておきます。落としてもタフだから壊れないしね。レンズバリアがないけれど、余計な可動部がない、ということで自分としては前向き評価です。ハウジングのデキに関してはレビューできるほど知識がないので割愛w

というわけでハウジング利用での、この前行ったハワイでのダイビング画像を少し載せておきます。初めて撮影して思ったことがひとつ。「ダイビングでちゃんと写真を撮れるようになるには何年かかるのだろう?」と。こんなに難しいと思わなかった。修行はまだまだこれからです。

ハワイ島でお世話になったダイブサービスは、オーシャンスピリットというところでした。とてもお世話になったので、また行こうかと思っております。

PENTAX WG-1 GPSレビューまとめ

さて、10日以上に渡ってWG-1 GPSと一緒にアメリカを過ごしてきたわけだ。普通のフィールドに持ち出すカメラではないが、GPSを装備しているということで旅カメラとしてのスキルを同時にチェックした。というか、今回は海や川で使うわけじゃなく、旅カメラなわけだけど。

以下感じたことを列記する。

  1. 動画の画質は最低w
    いきなりディスってしまって申し訳ないが、どんなに明るいところで撮影しても、このカメラの動画は最低だ。今までいろいろなコンデジで動画撮影したが、ここまでの低画質は異常としか思えない。
    フォーカスなどはTG-810に比べて迷ったりすることもないが、この画質で本当に開発したエンジニアおよびマーケティング担当はOKしたのか?と思ってしまう。実際に、その動画から切り出した絵を見て欲しい。 

    WG-1 GPSで撮影した。クリックで元の1280x720になる。

    ちなみに、TG-810で撮影したもの。もちろん同じ場所じゃないが、画質のポテンシャルはわかるはず。

    クリックすればフルサイズ

    TG-810はMP4での圧縮、そしてWG-1はMotion JPEG。その圧縮方式の違いもあるが、ここまで汚いと正直動画は捨てるしかない、と思わせる。それほどひどい動画だ。しかもWG-1の方はデータレートも約24Mbpsもある。TG-810が約8Mbpsなので、三倍ものデータ量を使うクセに、三倍ひどい動画なのだw
    もし、デジカメで動画を多く使うことがあるなら、このWG-1は選ばない方がいい。後悔すること請け合い。もう一度書くが、開発者、マーケティング担当者は猛省した方がいいだろう。

  2. 静止画もそんなにほめられたものではない
    自分はいつも1400万画素、そして最高画質で撮影している。SDカードを惜しんでも仕方ないので、この設定にしている。WG-1は普通のシーンでは、それほど静止画の画質も問題ない。特にISO200程度までならきれいな画質だろう。しかしながら望遠にすると、いきなり色収差が増える。また、明るいところが暗いところへにじみ出すなど、あまりいい印象はない。
    まあ、いたって普通のデジカメであり期待しない方がいい。この点もTG-810の方がいい印象だ。
  3. GPSの感度はいい
    飛んでいる飛行機の中でも窓際に置けば2,3分でGPSをキャッチする。移動速度もそれなりにあるはずだが、きちんと追従してくれるのでGPSの問題をそれほど感じない。この点はストレスが少ない。
    惜しいのはやはり座標しか表示してくれないので、つまらないことだw
    TG-810は場所を教えてくれるし、他社のGPSカメラも同じように場所を表示してくれたりするが、WG-1 GPSは質実剛健すぎるw
    もっともゼンリンだのNAVTEQなどの地図メーカからデータを買っていないからこその低価格…ということもあるかもしれないので、この点はあきらめよう。キモであるGPSの感度に関しては問題ないのだから。
    ちなみに、クルマで移動するときには15秒ごとにロギングするようにした方がよかった。当たり前だが、一分単位ではかなりおおざっぱなマッピングになる。

とりあえずこのくらい。もっと気づいた点はあるが、あくまでもこのカメラはアウトドアのタフなフィールドで、気にせず使うタイプのカメラだということだ。濡れても、落としても壊れない。デザイン上、気にせず手荒な扱いもできる、という点にのみアドバンテージのあるカメラ。

TG-810といいWG-1 GPSといい、やはりまだGPS付きのタフカメラは出たばかりということもあって、練られてない点が多々見受けられた。

ただ、ここで上げた問題点もPanasonicのDMC-FT3なら解決してくれそう。地図データもあるしー、フルハイビジョンだしー、ロギング機能はないか。しかしながらGPS付きのカメラばっかり買っても仕方ないので、しばらくはWG-1と付き合っていくことにする。

※TG-810はドナドナしてしまったので、すでに手元にはありませぬ。悪くないカメラだったんだけどなあ、GPSがなあ…。

LOAS CRW-37M51

USB3.0のカードリーダーもう一個欲しいなー、と秋葉原で見つけたのがコレ。

写真は手抜き。きれいに撮れなかったからオフィシャルの写真をぱくりました。すまん。

だいたい、LOASってドコなのよ?と思わなくもないメーカー。メーカーというか販社ですね。自社ブランドをつけて海外から買い付ける的な。グリーンハウスもこの系統。なので、BUFFALOのようなところとはちょっと違う。自社開発してないからちょっと信用レベルは低かった。昨日までは。

さて、おなじみのベンチマーク。前回購入したBSCRA51U3との比較でございます。なお、コンパクトフラッシュはいつものごとく、GH-CF32GFXでございますな。

というわけで結果を先に見せます。もちろん、PCのコンディションなどもございますので、再度BSCRA51U3もベンチマーク取り直してるよ。

左がBSCRA51U3・右がLOAS

なんと。

BSCRA51U3で勝っている部分はシーケンシャルリードのみ。ライトも負けてるし、細かなサイズになって4Kとかになると半分以下のパフォーマンスになってしまった。むしろLOAS圧勝。それに圧倒的にLOASが優れているところがある。それは、

ケーブルが長い。1m。

ケーブル青いし。USB3.0っぽいし。そのため、PCの奥からでも

と ど き ま く り

であるのだ。

というわけでメインPCで使うUSB3.0カードリーダーの座はLOAS CRW-37M51のものになってしまったっ。のであった。まさに戦国。下克上(関係ない)の世界。

しかし、BSCRA51U3なのですが、前回のベンチよりなぜかライトのスピードがあがってるなあ。OSなどは特に変わってないはずなのですがふしぎ。

BUFFALO BSCRA51U3は持ち歩き用のカードリーダーになりました。ケーブル、コンパクトだしね(若干イヤミ)。さて、どうしてUSB3.0カードリーダーを持ち歩くのか?それには理由があるのだった…。続く(たぶん)

LOAS USB3.0対応マルチカードリーダー/ライター USB3.0ケーブル1m付属 ブラック CRW-37M51BK
LOAS USB3.0対応マルチカードリーダー/ライター USB3.0ケーブル1m付属 ブラック CRW-37M51BK

TG-810とWG-1 GPS

TG-810とWG-1 GPSの戦いの刻は来たれり。というわけで第一回GPSコールドスタート選手権の開催です。

場所はとりあえず中目黒。単純に会社のそばだからです。一日以上ほっぽらかしておいたTG-810とWG-1 GPSを中目黒のドンキホーテそばを流れる目黒側の欄干に置いて電源を投入するテストです。

なお、撮影はNEX-5でムービーで行って時間を見るという。ま、アバウトですが。

その結果は以下の通り。

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