「PCパーツ」カテゴリーアーカイブ

Corsairのアンダー1万円水冷キット

水冷マシンって響きがいい。なんて思っていたので水冷のパーツをかき集めたことがありましたが、パイプの配管だのそれでなくてもゴチャるケースの中なのでスペースもないし面倒だな、と思ってパーツがそこらへんに転がっていたりして。一度DOSPARAで販売していた見切り品のコンプリートセットを購入したことがありましたが、安物だけにポンプが1週間で壊れた。ジャンク扱いなので、もちろんそのままゴミになりました。

そんなこともあり水冷にネガティブな気分でしたが、このCorsairのCWCH50なら簡単そうだし、そうそう壊れなさそう(希望だが)。

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面倒な設置もカンタンそうに思えます。120mmのファンにラジエターを共締めして、ポンプはヘッドブロックに内蔵されているので、CPUファンを駆動するための3pinコネクタから電源を取ればできあがり。10分もあれば設置できそうです。

しかも値段は9,980円と安価。メンテナンスフリーってことで水を補充できませんし、シンプルに水冷に特化したアイテムです。普通の水冷のように透明のパイプに蛍光色をつけた水を入れてMODにする、なんてことも当たり前ですができませぬ。水冷なんだけど、シンプルに目立たなく静かに冷やすのが目的なわけで、水冷だぜ、と誇示するような用途の真逆ですな。ただ、こういうキットなら水漏れの心配もないし、まさにメンテナンスせず放置しておけるのは安心です。

失敗してもあまり痛くない値段ですので、メインマシンに設置してみよーかと思います。詳細なスペックなどはこちら

Valore ION 330

日本ではユニティから発売された、Valore ION 330。ケースも光学ドライブもついて、3万円弱というオトクな価格で発売されました。IONチップセットを搭載して、Atom330を搭載しているので、以前紹介したものよりもコストパフォーマンスが高いですね。元はASRockのION 330のようです。こちらも光学ドライブとメモリ、HDD付きで完成品として販売されてます。日本ではユーザがハイエンド指向なので、スタンダードな状態で販売するよりも、別途購入してもらうということでメモリとかHDDは別売りになったのでしょう。SSD入れて静音化したいとかサーバで使うから4GB欲しいユーザにはムダがなくていいですね。

こちらはASRockバージョン。ロゴが違います
こちらはASRockバージョン。ロゴが違います

すでに秋葉原で販売されていますが、ACアダプタもついて、この値段なら買いかもしれません。なんせION搭載マザーボードが高価なご時世ですから、ケースも光学ドライブもこれからそろえる、デスクトップ、あるいはスモールサーバとして使うというのならコレを選ぶべき、と言っても過言ではないでしょう。もっともシンプルなサーバだと光学ドライブをほとんど使いませんので、それもいらんわ、ということもあるでしょうが。

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コンパクトフラッシュベンチマークリターンズ

さて、前回GREENHOUSEのGH-CF32GDをディスりまくってから早半年以上経過しました。このBlogでも人気のページになっていますが、果たしてGH-CF32GDはホントにダメなコンパクトフラッシュなのか?ということで再度検証することにしました。

とはいっても、同じカードを検証しても意味がありませぬ。価格COMの情報に依ると、サポートに問い合わせればチェックして交換してくれるということでしたので、まだ桜の咲く頃に送り返していたのです。戻ってきたコンパクトフラッシュは、しばらく普通に使っていたのですが、ちょっと違うかな?と思いまして、ベンチマークをやり直しました。さっそくご報告することにしましょう。

注意点として、前回はML115G5でベンチマークしましたが、今回はマシンをリプレイスしたことにともない、MA790X-UD4PにPhenom955BEでのテストとなります。もっともSATA-CF変換カードは前回と同じくAREA(エアリア)のものですから、SATAチップの違いは多少出るでしょうが、そこでボトルネックになるのではなく、変換カードにかなりのウエイトがあると思われます。差違は出るでしょうが、それほど劇的な差違はないだろう、ということと、以前の環境を作るのがメンドイ(この理由が99.5%以上)ため、この新マシンでテストしました。GH-CF32GD単一テストだと差違が出た場合には、カードによるものか、チップセットによるものか判別できないので、Transcendも同様にテストして、チップセットの差違を見てみることは必要です。

比較数値は、50MBをシーケンシャルでリード・ライトするところで見ています。ここらへんがデジカメで一番キモになる部分でしょうから。

というわけで、まずはTranscendの32GBテストから。

ML115G5でのTranscend32GB
ML115G5でのテスト
MA790Xでのテスト
MA790Xでのテスト

これを見るとわかるように、多少の誤差は出ていますが、ほぼ同等とみなしてよいでしょう。リードに関しては、MA790Xは少し落ちています。ただ、1MB/s程度ですので3%程度の違いでしょうか。ライトに関してはほぼ変わりません。

次は、GH-CF32GDでのテスト結果を。

ML115G5でのテスト
ML115G5での交換前GH-CF32GDのテスト

さて、どうなることやら… 続きを読む コンパクトフラッシュベンチマークリターンズ

IONITX-D-Eきましたなっ!

Atomの新しいソリューションが出てもあまり気にしてませんでした。IONチップ搭載のAtomマシンだってよ、なんて言われても、ちらっとスペック見て「なんで今頃N230なんだよ、ペッ」なんて思ってました。正直すまんかった、ZOTAC。数々のキワモノチックなマシンを出してきたあなた方を見くびってました。ZOTACファンのクセに信じなくてすみませんでした。いや、そんなに信者ってほどでもないんだけど、昨年度購入したパーツブランドナンバーワンはZOTACだったんだよー。一個は故障してまだ戻ってきてない8800GTなんだけどな。

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というわけで、N330搭載のIONITX-D-Eがデビューしました。価格は3万円アンダーで、ちょっとお高めです。最新のチップセットとか無線LANとかのオマケはついていますが、正直高いですな。スペックは以下のようになっています。気になるところは赤くしておいたよ。 続きを読む IONITX-D-Eきましたなっ!

ELECOM S-ATA 64GB SSD MLC ¥9,730

ELECOMってのが引っかからないでもないのですが、64GBのMLCタイプSSDが9,730円です。MLCとはいえ安いですよね。64GBですので、今の自分のノートPCのHDD代わりにもいいなー、なんて思いました。読込速度:150MB/s 書込速度:90MB/sですので、読み出しだけは十分速いということで高いSLCタイプにはもちろんかなわないのですが、実用にはなりますわな。32GBモデルよりも安いので、オトクだと思われます。

ELECOM SATA接続内蔵タイプSSD MLC 読込速度:150MB/s 書込速度:90MB/s ESD-I2SA ¥ 9,730
ELECOM SATA接続内蔵タイプSSD MLC 読込速度:150MB/s 書込速度:90MB/s ESD-I2SA ¥ 9,730

これも安いね。

acer 22インチ ワイドTFTモニタ(X223Wシリーズ) ¥ 13,980
acer 22インチ ワイドTFTモニタ(X223Wシリーズ) ¥ 13,980

CPUファンを代えてみた

CPU温度が70℃はマズい気がしてきたので、ファンを交換してみることにしました。元々忍者弐に付属している120mmファンは1,000rpm。これを増やす方向でチョイスしてみるわけです。

昼休みに会社を抜け出し、秋葉原へ。Faithが移動しちゃっているのに気づかず、うろうろ。なんとか発見して(前のサポートのところなんだね)、120mmのファンを探しました。しかし、3,000rpmのファンとかはないんですね。高いのですと2,000rpmとかあるみたいですが、そこはプロレタリアートなワタクシですから、950円の120mmファン、1,500rpmのKAZEJUNIを選びました。

950円なら安いからいいや。しかし1,000rpmの120mmファン余りまくりだ。
950円なら安いからいいや。しかし1,000rpmの120mmファン余りまくりだ。

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