IONITX-D-Eきましたなっ!

Atomの新しいソリューションが出てもあまり気にしてませんでした。IONチップ搭載のAtomマシンだってよ、なんて言われても、ちらっとスペック見て「なんで今頃N230なんだよ、ペッ」なんて思ってました。正直すまんかった、ZOTAC。数々のキワモノチックなマシンを出してきたあなた方を見くびってました。ZOTACファンのクセに信じなくてすみませんでした。いや、そんなに信者ってほどでもないんだけど、昨年度購入したパーツブランドナンバーワンはZOTACだったんだよー。一個は故障してまだ戻ってきてない8800GTなんだけどな。

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というわけで、N330搭載のIONITX-D-Eがデビューしました。価格は3万円アンダーで、ちょっとお高めです。最新のチップセットとか無線LANとかのオマケはついていますが、正直高いですな。スペックは以下のようになっています。気になるところは赤くしておいたよ。

Model
Model IONITX-A-B/C/E/U
Chipset
Manufacturer Nvidia
mGPU ION
CPU Compatibility
Name Intel Atom N330 (dual-core) (1.6 GHz) HyperThreading compatible
Socket NA (integrated CPU)
Front-side bus 533 MHz
Memory
Memory Type DDR2
Memory Speed 667/800 MHz
Slots 2 240-pin DIMM
Capacity Up to 4GB
CPU & Memory Compare List
NA
3D API
DirectX DirectX 10
OpenGL OpenGL 2.1
Integrated Wifi
Compatibility 802.11n
Ports
DVI 1 (HDCP)
HDMI 1 (HDCP w/7.1-channel Audio)
VGA 1
SATA 3 (SATA 3.0 Gbps)
eSATA 1 (SATA 3.0 Gbps)
PS/2 1 (Keyboard)
USB 2.0 10 (6 on back panel, 4 via pin header)
Ethernet 10/100/1000Mbps (RJ45)
Cooler Passive(Optional Low-Noise Fan)
Windows Vista Vista Premium ready

ただ、拡張性やインターフェイススペックはさすが。

SATAは3つ、そしてeSATAで外付けHDDもつなげられる。USBも10コもありますし、独立したHDMIポートを搭載していてデュアルディスプレイにも対応(DVIとHDMIが排他利用かと思ったが、マニュアルには記述がないので同時利用できそう)テレビなどにも簡単につながるわけです。それにメモリを4GB搭載できるのもエラい!なんというかスキのない構成ですね。無線LANも標準でついていますから、HTPC的な使い方をするときに、LANケーブルを引き回さなくてすむ。なお、グラフィックチップの解像度制限があるので、最大解像度は1920×1440です。なので30インチディスプレイはムリぽ。

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それと、いつも1Gbpsとウダウダ言っておりますが、それもちゃんと1000BASE-Tも搭載していますしねっ。オンボチップが蟹ってのが気にくわないけど(RTL8211)、これならホームサーバとしてHDDわんさかつなげてもネットワークストレージとしてちゃんと使えるスペックっちゅーわけです。ネットワークストレージの方が安いことは安いのですが、こちらはそれ以上のことができますからね。Popcorn Hourみたいなソフトがあればいいのになー、なんて思います(あるのに知らないだけかも)。

しかし、価格の高さはちょっとAtomania(今勝手に作った)な自分でもなかなか手を出しづらい。2万円程度なら食指も動くのですが。なお、ACアダプター付きが2千円アップくらいで出そうなので、ACアダプターで静音化したい、ってひとは少し待つとよいかも。6月頭にはリリースされそうです。

今のところ最安値は27,800円…。ドスパラだそーです。在庫は、あると思います!と言いたいのですが、現状売り切れのようで。みんな注目している製品なんだなぁ。Faithにもありますが…icon

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