「PCパーツ」カテゴリーアーカイブ

Killer NIC

 これはさすがに買わないアイテムのひとつだよ、と思うのがこのKiller NIC。

 ググってみても誰も購入した気配がない。そりゃそうだよ、いまどきNICに46,620円も出せない。自分が使っているIntelのGigabit NICですら、数千円したけどそれだって性能がいいとはいえ高いなぁ、と思っているくらい。Gigabit NICは安いものなら千円程度ですもん。だいたい46,620円あったらAtomマシンなら2台組める。普通のCore2マシンだってなんとかなりそうな金額だ。

 しかし、想像してみて欲しい。このKiller NICを必要とするゲーマーってどんなんだろう。LANパーティで持ち寄ったときに威力を発揮するんだろうか。普通のFPSをネット上でやるのなら、NICよりルータなり回線を高速にして、プロバイダーを吟味する方があまりコストもかけずにレスポンスタイムは改善できると思う。

 BitTorrentやFirewallがNICの上で動いたりするのはスゴイけど、それだってPCにやらせればいい話だ。今CPUをフルに使う処理なんて滅多にないんだし。というわけでコレを買える人はほんとのお金持ちだと思った(っていうか無駄遣い…)。

WD VelociRaptor

 17日にWD1001FALSの記事の中で触れていますが、WD VelociRaptorに2.5インチバージョンが出ました。150GBと300GBのモデルです。

 2.5インチなので高性能Mini-ITX(またMini-ITXかよ)マシンなどにピッタリかもしれません。ノートPCに入れるのは熱の点から全くオススメできないでしょうね。容量は300GB・150GBで、インターフェイスはSATA。振動の影響を防ぐ技術を搭載してMTBF140万時間の平均故障間隔を実現しているようです。 続きを読む WD VelociRaptor

ML02B-MXR SilverStone

 Mini-ITXのケースでカッコいいのないかなーと色々とWebを巡っているときに発見したのが、このML02Bです。LCDつきとナシがあるのですが、断然LCDがついている方がカッチョエエ。本来Mini-ITX専用ではなくてフォームファクター的にはDTXにも対応しているので、MSIから出そうなWind Boardでも使えそう。少しクラシックなコンポみたいなデザインがリビングに置くにもよい感じを醸し出しています。この写真はシルバータイプですが、ブラックタイプもあります。っていうか国内で販売しているのはブラックしか見つからなかったよ。

 しかし、そのお値段ったら(笑)。昨年の9月にデビューしたときは37,800円。TWOTOPでしか販売していなくて今の価格は多少下がって31,770円。いや、下がってるっていってもかなり高いですから。ケースに3万以上って中々出すのに勇気がいりますよ。しかもSilverStoneは確かにデザインはいいけど、中身はスチールだし、それほど高くしなくてもいいんじゃないの?という感想を持つのが健康な男子のキモチですな(笑)。 続きを読む ML02B-MXR SilverStone

Skulltrail intel D5400XS

 昨今新しいチップセットの投入ペースが速く、トップパフォーマンスを維持するマザーボードはそんなに多くない。自分が使っているX38ベースのマザーボードもあっという間にX48に置き換えられて、そして今の時代はP45チップセットがメインストリームになった。それでもリリースされてから半年経過した今でも、何者にも置き換えられていない至高のマザーボードが、”Skulltrail”ことintelのD5400XSである。マザーボードの通常のプライスゾーンは3~5万円の間。そして、このD5400XSはそのゾーンを遙かに越えて、7万円台はくだらないマザーボードである。

 なぜ未だに至高の存在でいられるのか?それはintelがこのマザーボードでしか使えないCPUを出したからだ。基本的に対応しているCPUはQX9775(3.20 GHz 12MBキャッシュ FSB 1600MHz)。ソケットがLGA771というXeon系で採用されたものであるため、このCPUもしくはXeonしか挿さらない。775にしてくれればCore2系が挿せるのにintelはこのマザーボードはあくまでもフラッグシップであり、それ以下のCPUで8プロセッサなんぞ実現させてやらない、というメンツさえ窺い知れる。とは言いつつXeonの下位モデルは装着可能。しかし、Skulltrailを選ぶのに3GHz以下のCPUを選ぶことを恥ずかしいと思うべきである。 続きを読む Skulltrail intel D5400XS

そろそろ来そうなintel DG45FC

 一昨日にJ&Wから出るMINIX-780G-SP128MBを紹介しましたが、intelからDG45FCというMini-ITXマザーボードがいよいよ出そうです。すでに6月のCOMPUTEX台北に出品されていて、Blu-rayの再生デモなんぞをやらかしていたボードです。

 簡単な特徴として、CPUはD945GCLFのようにCPUオンボードなものではなく、普通のSocket775が用意されています。チップセットはG45でいわゆる最新のチップセットでかつGPU内蔵型でX4500HDと呼ばれるグラフィックアクセラレーターを持っています。そしてサウスブリッジはICH10を採用しています。あまりICH9と変わらないみたいで、ハードウェアの暗号化機能を持っていること、ポートマルチプライヤの強化、などです。 続きを読む そろそろ来そうなintel DG45FC

GS7610 ULTRA V1.1C

このマザーボード昨年の秋に出回ったもので、それなりに人気を博したモノですが、まだ販売してました。CPUにAthlon 64 3200+を搭載していて、Socket754というもう廃れてしまったソケットを使ったマザーボード。CPUつきでT-ZONEで7,980円でゲット。CPUクーラーは別売りなので、1,480円で追加購入。タイムセール中だったので(T-ZONEは土日にタイムセールを行っている)、6%引きで購入しました。

このマザボ、多少クセがあるというか、手持ちにメモリがない場合には購入は考えた方がよさそう。メモリにDDRを使うので、いまさら購入するとバカ高いです。メモリの値段まで考えるなら、安いマザボにAthlonの45W系とメモリを購入した方がトータルでは安くなるかもしれません。新しいプラットフォームには将来性もありますし。前のマシンに使っていたメモリが1GB余っていたので、それを流用することで全体のコストを抑えました。ケースもメモリもネットワークカードも流用できるからこそこのマザボを選んだワケです。

なぜ、いまさらこんなマザーボードを買ったのか?というとルータに使うため。以前はAthlonXP2400を使っていたのですが、ATXサイズであること、電気をバカ食うことなどから今回リプレイスしたのでした。ちなみに前のルータとして使っていたマシンはワットチェッカーで見ると110W程度常時使っていました。計ってみて愕然としましたが、24時間365日電源を入れっぱなしのルータとしては異様に電気を食っていたわけ。今までまったく気にしなかった自分が悪いんだけど、これはもったいなさすぎる。モノを大切にする気持ちから使ってましたが維持費はバカにならないので今回リプレイスしました。ほんとはD945GCLFで作りたかったんですがルータとして使っているプログラムのIPnutsがどうしてもオンボのLANを認識しないのであきらめました。 続きを読む GS7610 ULTRA V1.1C