「超高額商品」カテゴリーアーカイブ

NEC Display CRV43

すでにCESでもデモられていましたけど(ダジャレじゃない)、アメリカのNECがリリースした超ワイドディスプレイ、CRV43が発売されました。43という数字は、このディスプレイの対角インチを表しているようです。ま、湾曲しているので、単純に従来のディスプレイとは比べられません。しかし、このフューチャーぽいデザインを見ると、これだけでご飯3杯はいけますね。

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中身はDLPで投影する形ですから、液晶のように薄くできなかったよう。ブラウン管よりはコンパクトですが、液晶ディスプレイを見慣れた目には、なんて分厚いディスプレイなんだろう、と思ってしまいます。それに中はどうなっているのか見たくなるデバイスですね。 続きを読む NEC Display CRV43

Xeon7400番台 6コアってスゴいなぁ

IntelがXeonの新しいラインナップを発表しました。今回特筆すべきものだけピックアップすると、6コアプロセッサのものが三種類デビューしました。

ハイエンドの6コアはX7460で、2.66GHz・16MB L3キャッシュで、TDPは130W。他の2種類は、2.40GHz・L3キャッシュ12MB・TDP 90WであるE7450、E7450よりTDPが65Wと低いL7455です。 

お値段もハンパじゃないですね(笑)。1000個受注時単価は、X7460が30万1590円、E7450が25万4290円、L7455が30万1590円…。さすがにビジネス用途じゃないと買えないなぁ。それに色々と考えてみるとSkulltrailとCPU2個買って8コアの方が安くてパフォーマンスが高くなりそう。

もちろんデスクトップマシンにこんなCPU使ってもあまり意味がないので、やっぱりサーバ市場をキャッチアップするためのCPUなんでしょね。これにVM Ware組み合わせて今まで複数台だったサーバを一台に統合する、なんて目的がベストマッチングなんだろな。

さっそくNECはこのCPUを積んだサーバを発表したみたいです。しかも最大CPUが16個搭載できて、96コア同時に稼働するという…。どんだけ速いのかテストしてみたい。最小構成でもスゴい値段ですけど。でもまぁ、昔話をしちゃうとCompaqがIntelの486DX25MHzマシン出したときは、日本では400万円近くしたことを考えれば買えないこともない(笑)。それに昔のMacintoshだってIIcxのくせにメモリだHDDだプリンターだーっ、と買っていけば平気で250万円したもんな。その頃の知り合いを騙して買わせた記憶が今甦る(苦笑)。

ところで、このマシンにWindows載せたらこんだけCPU認識するんかいな?Windows Server 2008 Data Center(長い名前だ)でも48個までらしいし…。あまりこういったクラスのOSなんか調べたことない。ん?でも制限は最大の物理CPU数だから、16個なら余裕で認識するわけか。つまりWindows Server 2008 Data Centerを買えばいいわけね。買わないだろっ。色々調べてみたらココから買えそう。ちょろっと計算してみると343,000円。イヤ、絶対これだけじゃ足りないハズ…。これだけだとサーバーライセンスだけで、クライアントのライセンスないし。Web公開にするためには他にも必要なハズだ。しかし、買わないのに計算しても仕方ないのでやめます(笑)。

Antec P180GOLD

 いや、これ、ホントに買う人いるんだろうか。

 AntecのP180シリーズは静音ケースとして固定ファンもいるくらい人気を博しているケースですが、それに金箔を貼ったものがツクモケース王国で販売しています。価格は49,800円で、実際に状態を確認して購入する人オンリーだそう。受注生産なので、まさにオンリーワンなケースになりそうです。

 しかし、これホントに欲しくなるかな。家に金色のこんな物体があるだけでイヤになりそうなんだけど。成金の人が金華山張りのソファーかなんかが置いてある部屋で、別珍の椅子に座りながら使うとか(笑)。冷却効率が上がるわけじゃありませんので、本当に装飾にフォーカスして作られた製品ですよね。

 オレ、徳川家康なんだけど、オレんちの江戸城の本丸にピッタリのPC探してたんだよねー、っていう人なら買うかもしれません。欲しい人はこちらから紹介ページにいけます。

Killer NIC

 これはさすがに買わないアイテムのひとつだよ、と思うのがこのKiller NIC。

 ググってみても誰も購入した気配がない。そりゃそうだよ、いまどきNICに46,620円も出せない。自分が使っているIntelのGigabit NICですら、数千円したけどそれだって性能がいいとはいえ高いなぁ、と思っているくらい。Gigabit NICは安いものなら千円程度ですもん。だいたい46,620円あったらAtomマシンなら2台組める。普通のCore2マシンだってなんとかなりそうな金額だ。

 しかし、想像してみて欲しい。このKiller NICを必要とするゲーマーってどんなんだろう。LANパーティで持ち寄ったときに威力を発揮するんだろうか。普通のFPSをネット上でやるのなら、NICよりルータなり回線を高速にして、プロバイダーを吟味する方があまりコストもかけずにレスポンスタイムは改善できると思う。

 BitTorrentやFirewallがNICの上で動いたりするのはスゴイけど、それだってPCにやらせればいい話だ。今CPUをフルに使う処理なんて滅多にないんだし。というわけでコレを買える人はほんとのお金持ちだと思った(っていうか無駄遣い…)。