「デジタルカメラ」カテゴリーアーカイブ

FUJIFILM X20 1stインプレッション

ファーストインプレッションというほどたいそうなこともなく。通勤途中に寄り道して数枚撮影したのみであります。

RAWでも撮影したのですが、とりあえずJPEG撮って出しのもののみ。なぜかというと…。どうもSILKY系の現像ツールが好きじゃないというか、キヤノンのDPP育ちなもので簡易なインターフェイスの現像アプリじゃないと使えないといいましょうか。SILKYPIXが優秀なソフトであることはわかるのですが、規準がブレてしまうというか、好きなだけいじくれるとどれがオリジナルだったっけ?とわからなくなってしまうのがコワイのです。

また、JPEGの撮って出しでも十分なクオリティ。ノイズの消し具合と解像度のバランスがいいと思いました。このレベルまで現像ソフトで追い込むのも結構大変かも。もちろん、自分で追い込んだパラメータを作ってしまえばその後はそのアレンジで済みますから、そこからはラクだとは思うんだけどね。

さて、実際の使い心地はスイッチがレンズの繰り出しを兼ねているので、ぐいっとひねれば撮影OKというのは小気味よくスナップできます。ぐいっとひねって光学ファインダーを覗けば、もうそれでキャンディッドショットも狙えるという。すぱっと撮影しても高画質なデータを残してくれますので、まさにスナップマシンとしては使いやすい部類かと。変な電動でのレンズ繰り出しなどをまたなくてもいいのはストレスがありません。

また、遊べる機能としてはフィルムシミュレーションやジオラマ、トイカメラなどコンデジで流行っている機能はちゃんと入っていますので、幅広い楽しみがあります。Advモードのトイカメラなどで撮影するとRAWで撮影されないので大事なシチュエーションでは、使わない方がいいのはどのカメラも同じかな。フルオートモード、SRモードなど頭を使わなくていいモードもありますので、適当に撮影することも可能。もっともプログラムモードで十分な写真が撮れますが。

使っていて官能的な部分は少ないのですが(シャッター音などはレンズシャッターぽくて好きだけど)、気軽に持ち出せて身構えずに、肩凝らずに使えるカメラだな、というのが第一印象でした。

FUJIFILM X20とEtshaimストラップ

ひょんなことからうちにドナドナされてきたX20。ほぼ新品でレンズフード付プロテクトフィルターもオマケしてもらった上にかなりオトクなお値段でゲットさせていただきました。

FUJIFLM X20
FUJIFLM X20

さっそく被写体になってもらう。ホコリだらけにしてしまったのである…orz。掃除してから撮影しろ、と。さて、このX20は前機種のX10とほぼ同じ外観で、クラシカルな風体。オンナコドモに受けそう。ま、オレにも受けているのだがw

プロテクトフィルターも「ここに付いてます!」という主張がまったくなくて最初は付いていないのか?と思ったくらい。雰囲気を壊さないフィルターとフードでございます。かっちょええ。

さて、せっかくクラシカルなカメラなので、それっぽいストラップを探し選んだのがコレ。純正は真っ黒なのだが、あまり真っ黒クロスケにはしたくないので、今回はタンカラーにしてみた。

Etshaim マイクロ一眼・一眼レフカメラ用レザーストラップ Rigel - 10LN
Etshaim マイクロ一眼・一眼レフカメラ用レザーストラップ Rigel – 10LN

こいつの金具をX20の金具に通してあげればできあがり。

リングを通す。純正の金具は使わなくてOK。保存しておきましょう。
リングを通す。純正の金具は使わなくてOK。保存しておきましょう。

これでこのストラップを使って斜めがけしたり、首にかけたりしてゆるふわなカメラ好きなオッサンを演出して、女の子ウケを狙うのだ(なんじゃそら)。

正直、高級感はあんまりないかな。この写真だからなおさらだけど。
正直、ストラップには高級感がない気がする。この写真だからなおさらかもしれないけど。

まー、値段もとってもリーズナブルなので、飽きたら素直にもっと違ったモノを探しても悔いのない価格。石垣島でミンサー柄のストラップを見つけて衝動買いしそうになったのだが、幅が広くってこういうカメラにはちょいヘビーなんだよね…。

X20は来たばかりで、カメラとして表にも持ち出していないので、今後積極的に持ち歩いて街角スナップに使ってみようと考え中でございます。

king Etshaim 一眼レフカメラ用 スリムレザーストラップ Rigel-10LN タン 2000円くらい
king Etshaim 一眼レフカメラ用
スリムレザーストラップ Rigel-10LN タン
2000円くらい

GoPro HERO3にワサビをちょっとアドオン

タイトルだけ見るとなんのことじゃ?と思われるでしょうけど、間違っちゃいないのだよ。

GoPro HD HERO3をダイビングの最中に楽しく使っているのですが、一番困るのはバッテリーの持ちが悪いこと。一本(だいたい40分~45分)は潜れますが二本目の途中で大抵バッテリーはエンプティになっちまう。もちろんこまめにオンオフすればいいのだけど、頭の上にマウントしているのであまりそれもできないしね。カメラとして使うならもっとバッテリーは持つとは思いますが、わたくしはムービーカメラとして使っております。なんとか一日三本潜るのをGoProさんにがんばってもらいたいところ。

なんせダイビングというのはポイントが最初から絶対ここに潜れるからね!と決まっているわけではないので、終わりの方においしいポイントが来ちゃう可能性があるときには、最初のダイビングではGoProを温存しようか、と思ってたら三本目が海況悪化でキャンセルくらったりしたり。

え?GoProいっぱい買えばいいじゃん?そうか、その手があったか(ポン!)と得心できるほどブルジョアなわけでもなく趣味で細々とやっているのにそんな投資ができるわけもない。なのでバッテリーだけ買おうと思ったんだけど、これまた欲しいと思ったときには手に入らないというありさま(昨年の12月の話です)。それにGoProはアホな仕様…とまでは言わないけどオリンパスのコンデジのようにw、充電器が本体という仕様。なので複数のバッテリーを充電するのに本体だけでがんばらなきゃいけないのがデフォなわけだ。

そんな二重苦は耐えられないので、互換バッテリーと充電器のセットを買うことにした。日本では売ってないので(ヤフオクにはあるけど)、アメリカのamazonで購入する。モノはこれ。

WASABIさんリンクはこちら

これ、バッテリーは二つあるし、充電器は100Vで使えるしなんならクルマからでも充電できるエラい子。ノーマルバッテリーは1050mA/hだけど、このバッテリーは1200mA/hで1割程度容量もあっぷっぷ。

でもお高いんでしょう?

いえいえ、奥様、ワタクシが買ったときには$25でして、今は少し上がったけど$29くらい。意外にお安いでしょ?というわけでダイビング三本分はこれでまかなえるぞ、ウヒッ!というわけでサクっと(2セットも)購入。いつもの転送サービスを使って日本に送ってもらうつもりでいた。

そしたら、その転送サービスはリチウムイオンはちゃんと梱包されてないと転送できないという…。中身の写真を見せてもらったけど、確かにプラプラしていて動く。転送サービスのせいじゃなく、飛行機の問題なのであがいても仕方ない。届いちゃったのは返品するか破棄するチョイスになるのがスタンダードなのだが、捨てるのはモッタイないし、返品してもそれなりの手数料がかかる。

仕方なくシアトルの知り合いに転送してもらい(これも日本に送るのとそれほど変わらない手数料だw)、それから持ってきてもらったわけ。なので注文してから手元に来るのに延々三カ月かかってしまった。

直接日本に送ってもらえば、たぶん売る側はそのまま送って来ちゃうから、普通に輸入できそうなんだけどね(と思ってたんだけど試してみたらAmazon.comのフルフィルメントセンターからだと日本には送れないと表示されてしまった。セラーであるBlue Nook直接の送付を選ぶなら大丈夫そう)。それか、注文時に航空便にするから、バッテリーをテープでしっかり留めてね!とかお願いすればいいんだと思う。高いお金と時間を使って学習したよ今回は…。

紆余曲折はありつつもなんとか手に入れたのでちぇっきんぐなう。

なんでWASABIなんだろうね。
なんでWASABIなんだろうね。

こうした中華系のグッズ(韓国系もそうだけど)って日本の名詞をつけることが多いよね。カワイイとか前にCESで見たのもカーステレオにヤマダとかつけてたような。それだけメイドインジャパンがクオリティが高いイメージがあるからなんだろうけど。

ちゃんとGoPro用です
ちゃんとGoPro HD HERO3用です

中身は次の通り。

バッテリー二個。充電器。コンセントの変換(ノーマル状態では日本のコンセント対応)。シガーライターソケットアダプター
バッテリー二個。充電器。コンセントの変換(ノーマル状態では日本のコンセント対応)。シガーライターソケットアダプター

なんだかんだ親切な詰め合わせである。シガーライターソケットアダプターはたぶん使わないだろうけども。

さっそくGoProで使えるかチェックするのだった。

うむ、ちゃんと収まる。
うむ、ちゃんと収まる。

収まるだけじゃダメなのでスイッチを入れたところ、ちゃんと動きました。問題はとりあえず、ない。

次にこの互換バッテリーを本体でも充電できるか、ってところだね。

ちゃんと充電しているようだ。
ちゃんと充電しているようだ。

USBケーブルをつなげたら充電ランプがついた。うむ、問題ないようですな。純正バッテリーもこの互換充電器で充電できた。これで旅先で二個同時に充電できるようになったので、ダイビングなどを終えたあと、ホテルで充電するときも面倒がなくてよい。

残る課題はどれだけバッテリーが持つのか?ということ。

というわけで、テストしたところ720pの120fpsでだいたい1時間15分録画できた。設定で録画時間が変わるのかはこれまたテストしないとわからないが、ダイビング一本分プラスアルファは持つことがわかった。このくらい持ってくれると、潜る前からセッティングにある程度時間もかけられるし、背面のLCDをつけても大丈夫かな?という気がする。再度ここらへんは追試して見ようと思った次第。

ちなみに。スペック上は容量が少ないはずのGoPro純正バッテリー。テストしてみたら、バッテリーエンプティまでほぼ同じ時間を録画できましたwほんのちょっと、1分程度少ないくらいです。ワサビのスペックがウソなのか、まだバッテリーがきちんと活性化してないのか…。ま、気にしないことにします。

2013/3/12 追記

Wi-Fiをオンにして純正バッテリーで同様なテストをしてみたところ68分間録画できました。てことは、Wi-Fiをオフにしておくと、約1割程度寿命が延びるってことですね。68分→75分ってことになります。このくらいの差ならばWi-Fiをそのまま使っていてもいいのかな、っつー気がする。

2013/4/29 追記

Ali Expressとかでもセットで売っているので、こっちを買った方がオトクかもしれませんな。実際には買っていないので、配送に問題があるかもしれませんが、問い合わせてみるといいかも。


日本のAmazonでも買えるようになってますね。

GoPro HD HERO3 Black対応アプリきた

GoPro HD HERO3 Black Edition(以下HERO3)に対応したiPhone・Android対応のアプリがリリースされました。さっそく本体のアップデート、アプリのアップデートをして使ってみることに。

本体のアップデートはGoProのサイトにある手順でできる…はずなのですが、途中でエラーが出たり。へこたれずにそのままアップデートを続けたらできました。ファームウェアをSDカードに入れて、起動、そしてパワーボタンなどを押すことでアップデートできます。何もしないとそのまま待っている状態なので、必ずパワーボタンを再度押すといったことが必要になりますのでご注意。

さて、アップデート後にはHERO3のワイヤレス設定が以下のように変更されます。

OFFとWi-Fi RC→OFFとWi-Fi RCとGOPRO APP

ということで、もちろんアプリからコントロールするにはGOPRO APPを選びます。すると、HERO3自体がWi-Fiのアクセスポイントとして機能することになります。iPhoneなどからのこのアクセスポイントを選べば準備はOK。初期パスワードはgoproheroになってます。

Wi-Fiの設定
Wi-Fiの設定

次にアプリを起動してHERO3と接続すればOK。あまり悩む必要もなく完了します。

続きを読む GoPro HD HERO3 Black対応アプリきた

GoPro HERO3: Black Edition

ほんとーは日本に輸出しちゃいけないだかよくわからないのだが、本家では買えるという不思議なGoProちゃん。生産が間に合ってないためか他の販社ではまだ売ってないとか売っているとか。日本でも来月(12月5日)には販売されるらしいので、今から買うならそれを待つのもありかもしれません。

ま、画質などのレビューはこちらのGoPro先進サイトが詳細に説明してくださっているので、そっちをば見ていただくとして。

いつものGoProのパッケージです。Wi-Fiリモートが鎮座しておりますな。

いつのことながら、このパッケージ開けるのには手こずります。自分だけかもしれませんが。今回、なんちゃらエディションってのは指定しなかったら勝手にサーフエディションになってました。もっともモータースポーツエディションでのGoProを二つも!持っているので別段マウントにはこだわりませんが…。

ハウジングに入った状態でiPhoneと比較。フットプリントはかわってません。

前面投影面積的なもんは変更なし。なので従来の大きさで作ったアクセサリーがある程度のは流用できそう。もちろんフロント側はダメですが、バックドア側は平気っぽい。

同梱物のアレコレ。

Black EditionなのでWi-Fiリモートがついてくるわけです。初めて使ったけどちゃんと液晶のフィードバックが同じように表示されてスゴいねー(アメリカで見たことをすっかり忘れている)。右側のUSBコネクタついたケーブルはこのリモコンの充電用です。

中身はこんなもの。バッテリーも小さくなりました。

中身は薄くなってデザインが少し小粋になったかなと思います。バッテリーも小さくなりましたが、容量は1100mAh→1050mAhとそれほど減ってません。

※バッテリーは今までのと同じかと思って予備を買うの忘れていた…。

なお、LCD BacPacは新しいバージョンはタッチパネルになって色も黒くなりリニューアルされてます。もっとも昔のLCD BacPacもそのまま装着できました。ハウジングに入れちゃえばタッチってのはあまり意味ないので買うかどうか悩ましいところ。衝動買いだったので本体だけしか買わず、アクセサリー類ははしょってしまいました。ちょっと使い込んだら別途アクセサリーを購入しよーかと思っております。

ちょっと使ってみたのですが、画質はかなりよくなっております。さっそく明日にでも試し撮りしてこようかな、と。

 

256GBのSDXCカード

Lexarの128GBのカードは持っているのですが、こいつはさらに倍。

実際に自分で128GBを使っていてもめいっぱい撮影することはないですし、使いこなせてない(てか、16GBで十分)ので必要性をまったく感じないのですが、こいつなら3年くらいカメラに入れっぱなしでもいいのかもしれないw

仕事で一週間出張して動画を撮ることを考えるとこのくらいあった方がいいなー、とは思いますが、リスクもでかいデータ量ですな。普通の使い方なら一か月の旅行もこれ一枚で足りるでしょうが、万一カードエラーなんぞ起こした日にはかなり凹むこと請け合いだし、これしか持って行かない、なんてことをするとトラブルを起こしたときには致命傷(もっともSDカードならコンビニでも売っているけど)。

そういう観点では利用シーンを選ぶ特殊なサイズなのかなと思われます。現状では。将来もっと高解像度のRAWデータを扱う時代になったら、こんなサイズでも不思議じゃないのでしょうが。手元にある256MBのコンパクトフラッシュも100万画素の時代には十分な容量でした。その1024倍もの容量のSDカード。8億画素時代(4万×2万→40Kですなw)にも対応できそうなカードですw

なお、価格は$900?だそうな。たけぇ…。