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2.5インチケースのファームアップをして地獄へ行く

前述した2.5インチケース。二つともコントローラに使われているチップは、ASMedia製のチップだった。WindowsからはAS2105って見える。性能の差異はいったいなに?ファームウェアのせいかなぁ?なんて思ったワケですよ。好奇心はやっかいですね。

なので、こいつをググってみるとチップセットのファームウェアアップデートができる…という情報をげっとん。こちらのブログを参照してさっそくやってみた。

そして。

ファームウェアのアップデートはできたんだが。

一緒にくっつけていたSeagateの4TBのHDDのUSBコントローラのチップセットのファームウェアまでアップデートしてくれちゃいました\(^o^)/

教訓:必要もないのにファームウェアのアップデートはしない

教訓その2:別の機器は外しておく

そして、その4TBのHDDはなぜかパーティションテーブルがぶっ壊れて中身が見えなくなってしまったという。注意してフォーマットなどはしない、というようにチェックしていたはずだったんだけど。

コントローラだけいかれてしまったのか?と分解して(分解も物理的に壊さないと中のベアドライブが取り出せないので、必然的にケースはぶっ壊れる)チェックするも見えない。やっぱりコントローラの問題じゃなくてパーティションテーブル自体を書き換えてしまったようだ。

中身は2TB以上ある音楽データ。いままでレンタルCDからリッピングしたり昔の仕事でもらったサンプルCDのデータなどがごっちゃり入っている。これがなくなると痛い。ヒジョーに痛い。

仕方ないので復活するべく色々ググり…。

こちらのページを参考にしてTestDiskで色々と試してみた。TestDiskの使い方を調べていて、一番わかりやすかったのがここでした。理屈も書いてあるので不安なところがなくなるしね。

手順としては、

分析→リスト(HDDに残っているファイルの一覧)が見られたので、中身を別のHDDにコピー→その後PBRの修復を行う→復活

ということになりました。最初にPBRの復活を行わない理由としては、TestDiskで中身は見えているので、とりあえずその状態でサルベージした方が安全だろうと考えたためです。万一PBRの修復で失敗して、さらにまずい状態になるリスクを回避したかったわけです。

一応復活したあとのデータを別のHDDにサルベージしたコピーと比較してみたけど問題ないようでした。念のため4TBのディスクは保管しておいて、サルベージコピーをしばらく使うようにします。

ホントによけいなことをしないほうがいいです…。4TBのディスクのコピーには平気で1日かかりました。パーティションの復活だけなら数分だったんだけどね。日曜日一日をムダにしてしまいました。

なお、色々なHDDをつなげるためと壊したケースの代わりに以下の機器も購入。お金的にもダメージでかかった。

お立ち台系。2台同時に使える。
お立ち台系。2台同時に使える。
USB3.0ハブ。パッシブタイプだと2.5インチHDDケースをドライブできないので、セルフパワータイプを。
USB3.0ハブ。パッシブタイプだと2.5インチHDDケースをドライブできないので、セルフパワータイプを。

お立ち台はまた別にレビューをします。

あと、本来はUSBハブにハードディスクをつなげると、データ転送が増えてきて輻輳状態になったりすると、いきなりオフラインになる可能性があります。なので、本当はハブ経由でHDDなどをつなげない方が安全。

Seagate GoFlex Drive 4TB

ちまたでは、タイの洪水の影響でHDDの価格がメッチャ高騰しておりますな。最近は昔ほどHDDを消費しなくなってきている(というかアホみたいにでかいRAIDを組んだ)ので、次に低価格になるまで待とうかなー、なんて思っていましたがアメリカ在住の友人がコレやるよ、と土産を持ってきてくれました。それがコレ。

Seagate純正の外付けディスクで、4TBもの容量を誇るディスクでございます。ベアドライブで4TBはまだ発売されておりませんが、アメリカでは外付けなら入手可能になっているようです。肝心の値段は?と聞くと$229だよ、というので為替レートを80円/$としても18,400円程度ってことですね。ならば日本でベアドライブの2TBとか3TB買うより安いわけです。BESTBUYで売ってるよー、というので個人輸入して一山当ててやろうか?と考えたのですが、ちょっと値上がりしている様子。$270くらいになっていたのでやめましたw

さて、実際にPCにつないでみないといけません。2TBを超えるドライブですので、WindowsXPでは認識できないため、もちろんWindows7で試します。USB3.0インターフェイスを持っているので、必然的にこないだ組んだばかりで、すでに時代遅れになったCore i7マシンでテストするのでございます。マイコンピュータにはこんなカタチで表示されました。シーゲートロゴがまぶしいぜw

うむ、一個で3.63TBもあるっす。

まずはディスクのインフォメーションを見ると、こうなっています。

中身はST4000DX000です。しかし、このくらいの大きさになると単位調整による目減り感覚がハンパないなあ。400GBくらいどっかに消えちゃったような気分になります。

気を取り直して、テストしてみましょう。USB3.0なのでSATA接続よりパフォーマンスが悪いのは承知の介。

あれ、結構いくわ?かなりのパフォーマンスですね。さすがSATA/600規格というか。SATAの6Gbpsにつなげた黒キャビアの2TBより速いってのはどういうことだよwもちろん、でっかいプラッタの最外周というおいしい部分でのベンチマークになっちょるハズですが、それでもこのパフォーマンスはすごい。

コレくれたアメリカの友人は、ばらして中身だけ取り出し、そしてサーバに突っ込んでいるらしいのですが、普通にデスクトップマシンに突っ込んでもいいような気がしてきました。もったいないのでこのまま使いますが、そのうちベアドライブが安定して供給されるようになり、この4TBドライブが発売されたらシステムディスクをリプレイスしてもいいかなー、なんて思っております。