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Core i7 6コアPCを新調する:組み立てその1

さて、ケースをどうするかっちゅー話になるのですが、自分はすでにツクモで安売りされていたArmor+ MX LCS VH800LBWSというケースを持っていました。2年ほど前から販売されているものです。インプレス akiba PC Hotlineでの初出を見ると2009年8月ですね。BigWater770という水冷キットが付属しているのですが、この水冷キットだけで2万円くらいします。しかし、ケース含め2万ちょっとで買ったような。LGA1156が出た頃に買ったので1年以上寝かしていたという熟成済み(をい)。買ったとき安かったので、LGA1156用の部品ついてないんだろうな、と思っていて今回LGA1366でシステム組んだのですが、よく見ると対応してんじゃん…。外箱にも、ステッカー貼ってあるし。買ってきてほっといたので気づいてなかったっすよ。これならSandy Bridgeにしてもよかったんじゃない、と後悔したりして。

さて、水冷ってほんとめんどくさいですね。ウォーターブロック接続したりチューブ切ったりはめたり。今回のシステムはラジエータやファン、そしてリザーバータンクとポンプがすでに組み付けられておりましたが、それでも面倒。1リッターの冷却液が付属していましたけど半分くらいは使う仕様になってます。水冷の一体化キットに比べると10倍くらいの手間がかかるって考えた方がいいかもしれない。自分はグラフィックボードやチップセットなどは空冷のままですから、水冷メリットはほとんどないという。

今回組み立てるのは以下の順番でございます。

  1. マザーボードにウォーターブロック用の金具をつける
    マザーボードの裏面からソケットに対応した金具を取り付けます。ま、面倒ですがカンタン。
  2. マザーボードにCPUを取付
    ウォーターブロック着ける前にちゃんと取り付けないと。当たり前だ。
  3. ウォーターブロック固定
    熱を伝えるグリスを塗り塗りしてウォーターブロックを取り付けます。空冷ではないので馬鹿でかくありません。その部分はカンタン。
  4. マザーボードをケースに取付
    マザーボードにはメモリやその他はまだ取り付けません。
  5. 水冷用の配管作業
    チューブが適正な長さじゃないと(短く切っちゃうことはあまりないでしょうが)、折れ曲がってキンクができて水流の流れを妨げますな。
  6. 電源を適当なタイミングでつける
    マザーボード固定前につければよかったと後悔。かなりトリッキーにケースのステーなどを外して着ける羽目に。まぁ、パイピングするときには邪魔なものですから。本来ならマザーボードを仮止めしておいてパイプの長さを決定してから、マザーボードを外して電源を入れるべき。
  7. パイピング完了させる
    ペンチがないと止める金具をハンドリングできませぬ。指だと非常に痛い思いをします。
  8. 水を入れる
    ケースの上のカバーを外して水を入れます。上のカバーが非常に取りにくい。気をつけましょう。コツとしては思いっきり後ろ上にずらすというか。
  9. 電源を接続
    マザーボードの電源のみつなげます。CPUなどの電源はつながない。CPUの電源をつなげなければCPUに通電しないでしょう、と甘い考え。手間を惜しまない人なら別の電源用意してポンプだけ回してあげたほうがいいと思います。自分は面倒なので水漏れしても下に落ちてボードにかからないからいいや、的な。
  10. スイッチを入れてポンプを回転させる
    ポンプを回して水が循環するのを確認。水が減るのでリザーバータンクに水を追加していきます。また、チューブに空気が滞留する部分があるので、コンコン叩いたり、チューブを少し動かして空気を排出するように。
  11. このまましばらくテスト
    4時間くらい回して水漏れがないかを確認。本当なら24時間くらい回してみたいもんだけど、大丈夫だろうと甘い観測。
  12. 問題なければ、各種パーツを組み入れる
    メモリやHDD、グラフィックボードを組み入れます。

とまあ、こんな手順で行っていたのですが空冷マシンなら1時間もかからないところを3時間程度かかってしまいました(テストは除く)。しかもポンプの音が非常にでかいので、ちょっとがっくし。空冷よりうるさいじゃん。と萎えておりましたところ、12時間程度経過したら静かになりました。アタリがつくまでちょっとうるさいのかも。慣らし運転も必要ってことですね。

次の問題はこの子。

でっけーなあ、と思っていたのですが案の定こんな状態に。

HDDのシャドウベイにぴったり寄り添うw

いや、これ電源部が上に出てないで横に出るタイプだったらシャドウベイが使い物になりませんでした。なんとか入るけど、かなり慎重にしないといけなくなったわけです。今回は6970だったからよかったものの、6990だったら(もっとでかい。買えないけどさ)、シャドウベイをあきらめないといけないところでした。ミドルタワーだからこんなものかとあきらめるしかありません。

こんな感じでなんとか組み立てを終わったのですが一筋縄では行かない問題がまだ残っているのでした。しくしく。続く。

2013/1/17 追記

水冷パーツ一式を取り外しました。理由としてはポンプより異音が発生し始めており、もう寿命だと判断したことです。自分の使い方としては電源を切らずに基本は入れたままですので、その使い方だと2年程度でダメになるってことですね。もちろん空冷でもファンはこの程度で寿命を迎えるわけですが…。

ポンプのみ交換すればよかったのでしょうが、こういった一体型の場合にはポンプだけって交換しづらい(売っていない・売っていても高価)ので空冷に戻しました。

Core i7 6コアPCを新調する:パーツ購入編

まず今回の記事を書くにあたって、東北地方太平洋沖地震について触れずにいることはできないので書きます。お亡くなりになられた方、今現在被災地で避難されている方にお悔やみとお見舞いを申し上げます。そして被災者を救おうと努力されている公的機関のみなさまに対して本当にお疲れさま、ありがとうという感謝の気持ちしかありません。アメリカ人は2001年9月11日に自分が何をしていたかを鮮明に思い出せる、と言いますが、今生きている日本人すべてが2011年3月11日を忘れることはないだろうと思います。

さて、自粛ムードが変な方向に漂い始めるのが日本人の悪いところなので、私としては日本経済の凋落を防ぐという名目でPCを新調することにしました。まぁ、以前より買いたいと思っていましたし、閉塞した気分をなんとかしたいというのもありました。

今回は珍しくIntelで揃えてみました。

ケースは手持ちのものがありましたので、それを使うとしてCPUとメモリ以外は超廉価モデルで揃えちゃえ、といういささか踏ん切りの悪い構成でもありますw

  • CPU:Core i7 970
    今使っているAMD Phenom II X4が6コアなのに、それ以下のコア数なんてあり得ないじゃない?というわけで、EEには行かずに普通の6コアを選んでみました。値段も安くなったしね。
  • マザーボード:SABERTOOTH X58
    X58を搭載しているマザーボードの中でも異様に安いSABERTOOTH X58を。ちょっと色使いが地味だからかなあ。ま、普通に使えるボードであればいいのです。
  • メモリー:UMAX Cetus DCDDR3-8GB-1600OC
    UMAXのメモリ好きだし、ヒートスプレッダがカッコイイのが気に入ったので。OCもできそうだしね。ちなみに8GBのものを三つ買って24GBにしてみた。こんだけメモリ積めば十分だろ。というか、今のメインマシンが8GBなんだけど滅多に使い切ることはないんだよな…。
  • グラフィックボード:GIGABYTE GV-R697D5-2GD-B
    取りあえず6990はバカ高いのでこれにしてみました。なぜかツクモでは29,000円を切っているという値段。なんでこんなに安いんだろ?
  • BD-REドライブ:HP bd340i
    1万円を切る激安ブルーレイドライブ。この値段で書ければ十分。たぶん書くこともまずないしw
  • 電源:CELLSTER EPS-1210
    サイズから出ている安くて1000Wの電源。1.5万未満ですから文句なしでございますw

さて、ひさびさのIntel系PCの組み立てはどうなることやら。他のパーツ含め組み立てに関してはまた次の記事に。

GIGABYTE GA-MA790X-UD4Pその2

というわけで、メインマシンを置き換えました。ML115G5で使っていたHDDを移設したわけです。実際にはかなり苦労したんだけど。

普通に付け替えて起動したら、crcdisk.sysのブルースクリーンエラーが出る。これ、以前AHCIをONにしたら出たよなぁ?などと思い、BIOSをちゃんとIDEモードになっているのを確認してもダメ。再インストール面倒だな、と色々と試行錯誤していたら、BIOSでAHCIモードにしてみたら、あっさり起動しました。うーん。ここらへんのエラーでググるといろいろな現象は確認できるんだけど、これといった解決策はないようです。

その後BIOSを最新のF4にアップデート。これをしないと1600MHzでしか起動しません。BIOSでは3200MHzになっていても、Windowsが起動すると1600MHzになってしまいます。AMDのCPUってこういったヘンなトラブルが起きることが多い気がする…。IntelのCPUだとBIOSでサポートしていないCPUでもちゃんとフルスペックで起動することが多いんだけど。もちろん、Black Editionだからこうなっちゃうのは仕方ないことなのかなー、とは思いますけどね。

なお、F4にアップデートしたあと、BIOSがデフォルトに戻るわけですが、その際はIDEモードでもなんら変わらずブートします。さっきのAHCIじゃないと起動しないって、なんなんだよ…。

気を取り直してベンチマークしてみました。以前のML115G5との比較です。

9950BE 955BE
[ ALU ] 38989
Fibonacci : 15081
Napierian : 6663
Eratosthenes : 5673
QuickSort : 11550
[ FPU ] 42588
MikoFPU : 4963
RandMeanSS : 23262
FFT : 8004
Mandelbrot : 6337
[ MEM ] 26581
Read : 8069.17 MB/s ( 8069)
Write : 4595.58 MB/s ( 4595)
Read/Write : 4385.40 MB/s ( 4385)
Cache : 95101.46 MB/s ( 9510)
[ ALU ] 48954
Fibonacci : 18389
Napierian : 8332
Eratosthenes : 7167
QuickSort : 15044
[ FPU ] 51954
MikoFPU : 6140
RandMeanSS : 28088
FFT : 9864
Mandelbrot : 7840
[ MEM ] 27164
Read : 10348.44 MB/s ( 10348)
Write : 4386.32 MB/s ( 4386)
Read/Write : 4334.09 MB/s ( 4334)
Cache : 80746.84 MB/s ( 8074)

ん、かなりパフォーマンスアップしています(当たり前だが)。クロック比で、1.23倍になっていますからその分より気持ち上の数値が多いかな。FPUのところはちょっとクロック比よりも少ないか。

今回はノーマルクロックでテストしてみましたけど、やはりせっかくなのでOCしてみたいと思います。ちまたでは普通に3.8GHzとかで運用できているようなので、それを目指しましょう。もちろんメインマシンなので安定サイドに振った設定にとどめておきますが。9950BEはちょっとでもOCしようもんなら、MEMTESTが途中で落ちてしまうという現象があったので、OCせずノーマルで使っていました(K10stat使用)。あまり意味ないので、今まで書きませんでしたけど9950BEはあまりおもしろくない石だったなー。

しかし、純正CPUクーラーのファンってすげーうるさいですね。高周波音が響くというか、ML115G5のCPUクーラーより気分的には3倍以上うるさい。買わなきゃ…。金食い虫だな、もう。

閑話休題

久々にAntecのケース使ったけど、ネジ類が見つからない。そのためHDDなどを固定するのに一苦労。特殊なケースだと専用のネジをキープしていないと後で苦労するのはわかっちゃいるんだけど。PC一台しかない、なんてときにはこういったことは起きないだろうが、自分みたいに複数台あるとなくしちゃったりします。というかドコ行っちゃったんだかわからない。整理整頓できない自分を棚に上げて、こういうのは独自仕様だと困るんだよなー、とかボヤいちゃいます。しかも買うとなるとえらく高いし。

MA790X-UD4Pと955BE

昨日ML115G5のBIOS改造に挫折したため、おとなしくマザーボードを買いに行って参りました。CPUはSofmapで購入したので、そのままSofmapへGOしたわけです。なぜSofmapかというと「CPUとマザーボード購入で2,000円引き、さらに1万円以上のマザーボードならもう1,000円!」というキャンペーンをしていたからなんだな。え?同時じゃねーじゃねーか?そうです、同時じゃありません。ダメでもともと、お願いしに行ったわけです。

結果は、無事「いいですよ~」(こいつ、動かないマザーボードなのに買ったのかよ、だから昨日マザーボード大丈夫か?って聞いたじゃねーか)ということになりました。カッコ内は勝手なオレの想像だ。うん、ネガティブなんだ、最近。というか昨日からだけど。ま、とにかくSofmapありがとう。ほんとに感謝してる。

というわけで、何の変哲もない790Xチップ搭載のGIGABYTEのMA790X-UD4Pを買いました。考えてみれば、それほど価格変わらないから、オンボードチップに790GX積んだものにすればよかったなー、なんて思ったりもして。時間ない中で適当に買ったマザーボードだし、安かったのでOKです。なんせいろいろなデバイスついていて12,000円切ってるんだから。安くなったよなぁ…。GIGABYTEよりもASUS好きなのに、なんでGIGABYTE買ったんだろ…いかんいかん、後ろ振り向いたらダメだ。

安くなったって喜んでいますが、本来ならいらない出費だったことを忘れているだけとも言う。でも帰りに虹が出ていてキレイでした。なんかちょっといい気分。

ほんとは完全なループになっていて、さらにそれがダブルになっているという素晴らしい虹でした。
ほんとは完全なループになっていて、さらにそれがダブルループになっているという素晴らしい虹でした。
久々にマザーボード買ったような。
久々にマザーボード買ったような。

さっそく家に帰って組んでみました。なーに、パーツなら腐るほど余ってるぜ。CPUもマザーボードもだけどな。Antec P180ケースがNC62K-LFを飲み込んだまま使わずに放置されていたので、それを使うと。グラボはML115G5から外すんだけど、余っていた8500GTがあったので、それでテストをしてみることにしました。

久々に最初から組んでいるような。CPUはすでに銀グリス塗っちゃってますから、ノーマルヒートシンクのグリス(みたいなもの)は爪ではがして、装着!余っていた2GB×2のメモリを挿して、ケースの配線をスイッチ周りだけしてスイッチON。

あっけなく起動してちゃんと認識されました。はー。昨日の時間は頭使って楽しかったけど、なんだったのだろう、と思ってしまいますな。やはり新しい酒には新しい皮袋ってことでしょーか?

無事起動して3.2GHzで駆動されてます。よかったよかった。
無事起動して3.2GHzで駆動されてます。よかったよかった。

週末は忙しいのと、メインマシンを仕事のために今リプレイスするわけにも行かないので、来週じっくりHDDの移設などをしようかと思っております。ML115G5と思いもよらず別れる日が近づいてきています…。なんてなw

無事おさまりました。しかし8500GTうるさいな。キーボードなナツカシのシリコングラフィックスのキーボード。デッドストックでウチにあったので、使ってみることにした。かなり頑丈にできている。
無事おさまりました。しかし8500GTうるさいな。キーボードなナツカシのシリコングラフィックスのキーボード。デッドストックでウチにあったので、使ってみることにした。かなり頑丈にできている。

しかしだな。GIGABYTEのマザーボードの奥側がケースのネジと合わないんだが…。ちょっとたわんだりして恐怖を感じる。GIGABYTEってちょっと短いのかなー。しかし、DDR3のメモリも今は安いんだね。2GB×3で6,980円なら、DDR3にいっちゃってもよかったかもしれん。

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