「ルータ」タグアーカイブ

Vyattaのコピーを作るメモ

うちのルータはVyatta(VC6.3)を使っているのですが、最近エラーを起こします。不明なエラーなのでとりあえず問題の切り分けをするために、USBメモリ上にシステムを構築しているので、USBメモリのエラーかも、ということで現状のUSBメモリを別のものに取り換えるべく。

以下の方法で現システムのコピーを作ります。

  1. 新しいUSBメモリをコネクタに挿す
    おそらく/sdbとかでマウントされるはず
  2. 次に以下のコマンドをrootでたたく
    $ install-image
    $ install-system
    2013年4月修正:imageだと最初のインストールだった…。
  3. 以下、インストーラの質問に答えます。
    Would you like to continue?: (既定値)
    RAID-1にするか?←意訳w(これはしない、とします)
    Partition: ここでautoだのUnionだの聞かれます。ここでUnionにします
    ※それ以外はできない、というかそれ以外はLiveCDからやってね、と終了します。
  4. 以下の質問に答えます。
    Install the image on?: sdb←先ほどマウントしたポイント(システムによって異なります)
    Continue?: Yes
    How big of a root partition should I create?: (既定値でそのままフルサイズで使ってOK)
    Which one should I copy to sdb?: (既定値)
    Enter vyatta password: (vyatta アカウントのパスワードを設定)
    Which drive should GRUB modify the boot partition on?: sdb(sdbに指定する)
  5. 間違えやすいのはsdaにシステムをインストールしちゃったり、GRUB入れちゃったりすること。現状動いているシステムはsdaにあるのでぶっ壊さないように注意。

Vyattaの設定にはそれなりに時間かかるし、壊れたとき復旧に戸惑わないよう、こうしてコピーを作っておきましょう。的なオレさまメモ。

6.5とかからかなりコマンド変わっているのでそのまま6.3を使っております。自分の使い方だと困らないしね。そのうち勉強して入れ替えないといけないなー、とは思う今日この頃。

もっさりイーモバLTE→解決策

博多に来ております。もちろん仕事ですwいや、ほんとに。

家を離れているので必然的にモバイル機器に頼ることになり、先日購入したイーモバのLTEルータであるGL02Pを使ってるんだけど、たまに(いや、頻繁かな)繋がらないというか、非常にレスポンスが悪化する時があるのだった。沖縄で使っているときにはこんなこと感じなかったんだけど。

レスポンス悪化にも色々な現象があるけど、今回はサーバを見つけられたり見失ったり。IP直打ちだとさっくり繋がるので、これはおそらくDNSがあっぷあっぷしてるんだろうな、と推測。ググって調べると、やっぱり同じ現象で苦労してる人が多い様子…。

自分のサーバのDNSでも使うかな、と思ったんだけど、外引きできるようにするとセキュリティ上問題だし、トラフィックが無用に増える、落ちた時に面倒ということでGoogleのPublic DNSを使うことにした。Googleなら、落ちることもないだろうし。NTT Americaのを使ってもいいのだけど、今回はGoogleで。

というわけで、GL02Pで以下のように設定するのじゃ。

GL02Pの管理画面で左のファイアウォール設定を選びます
GL02Pの管理画面で左のファイアウォール設定を選びますと、この画面になります。

ここで、DHCP設定を選んで以下のようにDNSの項目を設定。

DNS設定をスタティックにして、Google Public DNSのアドレスを入れるのだ。

これで「適用」をクリックして設定は終わり。これでさくさくとつながるかと思う。

実際にイーモバから転送(フォワード)されているDNSアドレスとGoogle Public DNSのパフォーマンスを比較…しても意味がないくらいレスポンスがない。てか、DNS Benchmarkかけると「Dead DNS」扱いされてやんのw笑い事じゃねーけど。

まったくレスポンスしねぇ…

この問題をイーモバイルは把握してるのかなぁ、と思ってサポートに電話したけど、よくわかってないご様子。個人的には解決したからどうでもいいんだけど、こんなくだらない問題をいつまでもほっといておかれてイーモバ(イーアクセス)が倒産しても困るし、「こういうDNSがノーレスポンスな現象が起きてます。調べてください」とキッチリ言ってみた。後ほどご報告はいただけるということでちょっと待ってみることに。回答が来たらまた記事を掲載する予定。

※勝手に空想すると、田舎などだとクライアントが少ないのでそれほどDNSに負担がかからないのかもしれない。都会だとクライアントが多くて割り当てられているDNSのパフォーマンスを食い尽くしてしまうのかも。各エリア毎にDNSの分配はしているだろうからこういうことになるんじゃないか、と想像してみたり。

せっかく足回りにお金かけてLTE化して速度自体に不満はまったくないのに、こういったくっだらないところで運用技術がきちんとしてないのではないか?という疑念を持たれるのももったいないと思うんだよなあ。頼むぜほんとに。旅先でこういった設定をやり直すのって結構ストレスなんだよな。

5/17追記

イーモバからDNSがおかしかったようです、という旨の連絡はあった。それに関してはよしとするが、報告するより前にも現象が起きていたことなどがネットに書かれていたんだけど?という質問に関してはわからない、とのこと。しょせんテクニカルに突っ込んだところには答えてくれないので、もういいやってことで終わりにしようと思う。まぁ、ちゃんと動かしてくれればいいんだ、ほんとに。なんせ普通の人にはDNSを書き換えろ、なんてのは無理だもん。

ルータがまたダウンした

うちのルータは3月にもダウンしたのですが、今日もまたダウンしていました。ちょこちょこダウンするのでどうしたもんかいな、と思っていたのです。自宅に帰ってチェックすると完全に電源部が壊れたよう。

ルータに使っているマシンは以前紹介した、GS7610 ULTRA V1.1Cと言うマザーボード(CPU付き)に、M-ATXケースをDCアダプター化したもので運用していました。その電源部がイカれたみたいなので、全然起動しない…。

ちなみにルータに使っているソフトウェアは、昨今あまりアップデートされないIPnutsを使っています。ま、これも前回紹介したかな。

というわけで、ケースに最初から付属していたATXの200W電源に戻しました。サーバのアクセスが増えれば増えるほど、騒音が少し増えるのがイヤなのですが、これから夏ですし、ダウンタイムがない方がいいに決まっているので取りあえずコレでガマンすることにします。

家に帰ってからやっぱりルータの電源かぁ、と思ったのですが実は会社にいるときには瞬断かと思ったんですよね。なので、安いUPSを買ってしまいました。ま、転ばぬ先の杖というか、あっても困らないので取りあえず用意したと…。届いたらレビューしたいと思います。

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