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BW’Sで松島に行ったよ

8月中にしばらく長崎に滞在していたので、近場をBW’Sで走り回った。そして、いつも対岸に見える島、松島まで行ってみることにした。

松島は過去大規模な炭鉱があったり捕鯨基地だったが、現在では輸入石炭火力発電所の島になっている。産業は発電所メインで少しだけ農業なり漁業があるが、人口もかなり少なく静かな島だと思う。

詳細はWikipediaなどを見るとわかると思うが、市営の船が渡してくれるのがメインの交通機関でその他フェリーなどがある。1キロメートルしか離れていない島なのだが、過去架橋するときに反対運動があったなどの経緯があったため、船でしか渡ることができない。もう架橋するメリットはないだろう。

市営船で行くとバイクは原付なら100円。それ以上は1リッターバイクでも150円とめっちゃ安く運んでくれる。なのでフェリールートもあるのだが、バイクなら市営船一択になるかと思う。時間帯でどうしても、というのがあれば別だが。

西海市の市営船の案内はこちらに。
もうひとつの江崎海陸運送はこちら。クルマなら江崎海陸運送になる。

市営船乗り場
市営船乗り場

 

チケットは自販機で

 

時刻表。わりと便数は多いけど、途中ぽっかり抜ける時間帯に注意。

 

チケットは自販機で買っておいて、待合室で船が桟橋に来るのを待っていればよい。大人なら、200円とバイク代150円。船が来たらバイクで桟橋の中に入り、チケットを乗員に渡す流れ。コロナのせいで警備員が桟橋で待機していたが、いつもはいないみたい。

桟橋。乗客はここから入る。バイクも一緒。

 

バイクは船の後部に乗せる。スタンドかけたら輪留めをしておしまい。揺れたらどうしよう?と思うが、そんなときは船は出ない。

 

船はわりときれいであり、エアコンも効いていて快適。もっとも10分ほどの船旅なのでそんなに快適性を気にする旅でもないのだけど。

一階部分の席。満員になることはあんまりないんじゃないかな。この上に二階席もある。オープンで見晴らしはよい。

 

二階席。ソーシャルディスタンス気にするならこっちかな笑

 

ちょっと船を見学して上に行ったりしているうちに対岸の松島に到着するくらいあっという間。居眠りなどする暇もない。

松島の桟橋に着いたら、そのままバイクと共に降りるだけ。

松島側の桟橋

 

松島の乗り場には案内地図がある。チェックしておくとよい。

 

さて、ここから反時計周りに行って見ようと思う。ちなみに信号がない島なので交差点などを通るときは注意したいところ。島一周は9キロしかないので、寄り道しなかったら30分もかからないだろう。

 

3000キロ到達とユーザー車検

8月の終わり頃、ワタクシのアイアンは3000キロに到達したのだった。買ったときは、2400キロほどでしたので、なんだかんだ600キロ程度は乗ったけど、遠出してないので近場ばかりで600キロ走っちゃったことになる。あ、秩父まで行ったからそうそう近場ばかりでもないか。

さて、そんなアイアンですが車検が来てしまった。8月末に車検だったので、買ってすぐ車検が来るタイミングだったことになる。買うときに車検を通すか?という話もあったけど、二か月も短くなるのも嫌だし、車検代がプラス36,000円かかるってのも解せない(納車整備するんでしょーに)ので自分でやることにした。

品川にある陸運局へ行ったのだが事前に予約が必要。予約システムでやることになるが、そこらへんは割愛。すでにめっちゃ解説されているブログなどがあるので、丁寧に解説されているそちらを参照されたい(手抜き)。こことか(費用は変わっているのでご注意)→【お役立ち】ユーザー車検にチャレンジ!

ひとつだけ、中古で購入したばかりの自分には納税証明がない。個人情報に関わるってことで以前支払ったものをもらえない。なので、自分で区役所に行って、納税しなくてもいいんです、という非課税証明書という形になる。車検証持って行けば区役所の納税窓口でもらえます。自動車税、都に払うし、区は関係ないんじゃないの?と思ったけどそこは問題ない。

車検の前に自分で点検して、緩んでいるところがないかなどを、24か月点検の整備簿に沿って行う。こないだ整備したばかりなんでしょ?と業者を信じてもいる。

実際に車検してみると意外に簡単。自分で点検できないのは排気ガス関連だけど、ここらへんドノーマルだからいじりようもない。光軸チェックだけ引っかかったらどうしようかなーと思ったけど、これも引っかかってから、近くのチェック屋さんでやってもらえばいいかな、と。

初めてですーと声をかけると、係員が親切に教えてくれる(というかやってもくれる)。クルマよりもあっさり車検も通り、無事に新しい車検証とステッカーをもらって終了。

かかった費用は

  • 保険代 9,680円
  • 重量税 3,800円
  • 検査手数料 1,700円
  • 合計 15,180円

自賠責保険は年度毎に変動するので、そのあたりは注意だが、結構お安く仕上がった。

自分は整備費用が計上されていないが、これは前述したが整備後まもないため。もちろん、2年間整備なんか一切してない、って場合には整備受けないとまずいと思う。

逆にクルマもバイクも新車から5000キロも走ってないのに車検通りませんでした、というのはやばいと思う。

さて、後ろのシートとかシーシーバーを取っちゃおう。車検までは二人乗り登録されているのに乗車装置ないと通らないようなのでそのままにしておいたのだ。どうせ免許取って一年以内はタンデムできないので不要なのだ(こういうとき昔の免許を無くしたことを悔やむよね)。

最近ハーレー値上がってない?

IRON 883Nを購入してからほぼ二か月。それなりに乗っていますがまだ1000キロは経過していない。7月はほぼ雨だったし。

さて、つらつらとグーバイク見ていたら、自分と同じものを同条件…2017年式以降・走行5000キロ以下で探すとタマがない。ものが少ない。

しかも、一番安いのでやっと105万円。その上は118万。夏が終わってバイクにちょうどいい季節が来るからかな。または新型コロナが収まりつつあるけど、ソーシャルディスタンス的にバイクが売れ続けているからなのか。

またはスポーツスターが生産中止になりかねない状況なんていう噂もあるせいかしら。と思ってみたけど、まぁ買うわけじゃないからそこを考えてもね。

ついでにXL1200X フォーティエイトもタマ数が少ない。また値段も高い。

欲しい人は早めに動かないとダメな感じかもしれません。もっとも条件緩めればないこともないんだろうけど(というか新車行っちゃってもいいような)。ハーレーは新車販売するにも中古がライバルになっているようだから、なかなかしんどいよう。新車と新古車の価格差がでかいんだよね…。軽自動車とかこの値段なら新車買うよ、っていうくらい新古車にお得感がないけれど。

ハーレーは試乗車が多いためか(各ディーラーに潤沢に試乗車が用意されている)、その試乗車上がりの中古車がお得感半端ないためそっちに行く人が多いみたいです。

 

CB50JXも来た

ある日つらつらとTwitterを見ていたら、古い原付ばかり扱っている方がいた。フォローしてしばらくしたある日のこと。

CB50を譲る、というツイートを見たのですぐさま興味ありまーす、と手を上げて見に行った。

状態はもちろんまだ手を入れなきゃいけないところもありつつ、エンジンや足回り、ブレーキ周りはしっかりしている。もう少し整備したら譲れる、ということでお願いして2週間ほどして、納車してもらった。納車時にタイヤを新品にしてくれており、一通り走るには問題ない状態。

このバイク、フレームナンバーで調べると73-74年に作られたCB50のうち、フロントが機械式ディスクブレーキを装備したJXというもの。最初のCB50がベンリィCB50だったので、2代目になる。

エンジンのレッドゾーンは11,000以上。普通に7,000回転くらいは回すエンジンになる。というか回さないと加速しない笑

昔のエンジンだけど、元気なのでよく回る。ただ、エアフィルタやキャブの調整をもう少し追い込まないとダメかな。後々いじくることにした。

 

譲ってもらうときに書類上80ccにしてもらったのでナンバープレートは黄色の原付二種になる。そのためクルマの免許では乗れないし、小型二輪の免許が必要になるわけだ。そのデメリットがある代わりに原付二種なので二段階右折もいらないし、60キロ制限になる。

90cc越えるとちょっと税金高くなるので、90cc未満。400円だけだが。昔制定したものだから区分が細かいんだろうな。

小型二輪だと左のミラーも必要になるのもちょっとしたデメリットか。昔の原付だと右のミラーだけでよかった。ただ安全考えたら左ミラーないと困るのでちょうどいい。

昔のバイクなのではあるが、操作方法は現在と変わらないし、普通に乗れる。遅いけどね。あとキックしかない、チョークがついてる、センタースタンドしかついてない、ということもあり若干慣れが必要かな。もっとも普段の足にするバイクでもないので、適当にいじってレストアっぽいことをしつつ楽しもうと思っている。

なお、50ccでCBが出たのはこの時代だけ。その後は出ていない。CBという血統の中で唯一50年前のこの時代にしか存在しえない希少なモデルなのだ。


自分が16歳になって原付免許を取ったときに、まだこのCB50は現役だった。CB50Sという形式だったかと思う。50ccで4ストというハンデを背負いつつも人気があったのを覚えている。

ただ、当時は2ストモデル全盛期。ホンダもMB50やMB5を追加していった。ただ、やっぱりヤマハのRZ50が人気あった気がする。ホンダもMBX-5で巻き返そうとしたところで規制が入ってだんだん原付ブームも消えていったような。

その後も原付はハイパワースクーターなどもあり余裕で80キロくらい出た気がする…。今となっては恐ろしい。DJ 1Rに乗っていたけど、ホントに早かった記憶が残ってる。スペック上は5馬力だったがパンチ力はそんなものじゃなかった。

当時乗っていたDJ 1R。今見てもかっこいい気がする。ヘルメットしまえないかわりにスリム。誰かにあげちゃったな。

説明書を買う。スペアキーも。

さて、自分の買ったアイアンには説明書がついていない。なので、説明書を買うことにした。なくてもそれほど困るものじゃないけど、一通りメンテに関する情報、タイヤの空気圧といったスペックは知っておきたい。雑誌や書籍でも得られる情報だが、説明書ならばメーカーの指示するものが乗っているので、原典に当たればいいわけだ。

さて、このアイアン、埼玉県にあるハーレーダビッドソン埼玉花園出身の子のようだ。ナンバープレートのフレームでわかった。

というわけで、電話してフレームナンバーなどを含め問い合わせて説明書を用意してもらう。だいたい一週間程度で取り寄せできるよう。金額も2,880円らしい。

一週間後に連絡が来て、説明書が届いたということなので取りに行った。近くのハーレーダビッドソンに頼めばよかったのかもしれないが里帰りするのもいいかな?と思って花園に注文したが、あいにくの雨。クルマで行ったのだった。100キロ越えるし結構遠いのでクルマでよかったかも。

ついでにスペアキー類も頼む。メインキーは二つセットでアメリカから取り寄せてくれることになる。タンクキャップのキーも頼んで、都合4つのキーをお願いした。さすがに今度は送ってもらう。

しかしキー高いな…。メインキーは必ず二つセットで9,807円。タンクキーは二つで4,810円(一個だけ頼んでもよい)。

なくして困るとこんな金額じゃすまないし、出先で困るので、この際だから頼んでおく。


キーといえば、自分が福岡に置いてあるハイエースのキーは基本的には持ち歩かない。クルマにキーボックスと一緒に保管してある。メインで持ち歩いているキーホルダーにも付いているのだが、万一忘れたときに福岡に着いてから「カギがない!」となったら詰んでしまうため現地にも念のため用意してある。クルマもスマートロックみたいになればいいのだが。


バイクという趣味はなんだかんだ金かかるわな。というか中古車買うときにちゃんと確認しよう、ってことなのだが。

なお、スペアキー届く前に無くしちゃうと困るので、一応街中の鍵屋さんでも作ってもらった。これもまたけっこうしたんだけどね。

国産車だと南海部品みたいなショップに行くとメーカー製のブランクキーおいてあって、すぐ作ってくれて利便性は良さそう。

XL883N アイアンが来た

納車日は若干曇った土曜日。蒸し暑い。バイク自体は世田谷のショップに運んでもらったのでそこまで行けばいいのだが、マスクをつけて久々に電車に長時間乗ることになる。ヘルメット重いな。ウェアもかさばるなー。

受け取りはあっさりとしたもので、サインして簡単な説明受けて終わり。ショップの前に引き回してもらいまたがる。試乗してないので、初めてのハーレー(笑)。クルマとかもいつも試乗しないで買うので、こういうファーストコンタクトが新鮮。なんせカギ挿す位置も新鮮(ハワイで一度乗ってるのに忘れている)。

※まだ発売前のクルマとか、試乗車がなかったりとかの場合に限るが。あればもちろん乗る。

エンジンをかけてクラッチを握り、1速に入れて少しだけふかしながらクラッチをミートするとするするっと加速していく。トルク感を感じながらスムーズに出発。ただ、コーナリングが若干怖いので、そのまましばらく直進するが、環八をずっと北上していると家に着かないので、途中で左折して家に帰るのだった。

ファーストインプレッションは…

うー。ライディングポジションが慣れない…。ニーグリップなんてできないし(右側だけエアクリーナーが出ていて不思議な感覚)、かかとでもグリップできない。ステップが外側に出過ぎてるような。足を下ろすときにぶつけるので転けそうになった。アブねぇ。

スピードあげるとヘルメットのシールド開けてると風で振られる。こんなに風って抵抗あったっけ?80キロくらいでもこんなだったかな。カウルないと長距離キツくないか、コレ?(ネイキッドがいいとか言ったクセに)。

空冷エンジンの熱気も足を焦がす勢い。真夏になったらジーンズがビショビショになりそう。空冷エンジンってこんなに熱かったっけ?というかアイドリング高過ぎなのか。1,000rpmもあるからかもしれない。

なんとか家にたどり着いてから、その後知り合いのいる場所に移動して見せびらかす。

空冷エンジン熱いね…。めっちゃ汗かくわ。

そして翌日、慣れないバイクで体が筋肉痛になるのだった。オレ、大丈夫かな…。この子と付き合って行けるんだろうか。

こうしてクセのあるヤツとの生活が始まる。