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アメリカの飲み物ふたつ

だいぶ時間が空いてしまった…。アメリカで普段とは違ったものを飲んだのでとりあえずメモ。日本ではちょっと手に入りにくいものかもしれないので。

まずはコレ。

ペプシです。コカ・コーラ派ではありますが、なけりゃペプシでも飲むワケで。もっとも最近はダイエットしているのでゼロ系ばかりですが。ゼロ系、とかいうと新幹線みたいだ。このペプシは復刻版的な扱いで販売していて、見てわかるようにロゴも旧型。そして甘味料としてコーンシロップなどは使わず、全部リアルシュガー、砂糖だけだぜ!と謳って販売していたのです。バラで売ってりゃいいものをケース売りなので仕方なくケースで買いました。

飲み味は……うーん、普段ペプシ飲まないのでわからないwwwいや、違いがわかりにくいというか、個人的な感想としてはコカ・コーラではなくてペプシの味だよね!という感じは受けます。もちろんゼロ系のものよりはうまい。はるかにうまい。とってもうまい(ゼロ系の後味はホントにスキではない)。以前メキシコのコカ・コーラの時にも思いましたけど、純粋な砂糖は後味がほどよくたなびいて、すっきり消えるのが特徴で、その分甘みが少ない気がしてしまうのですが、やっぱり飲み物そのものの味を際立たせる甘味料だな、とは思うのです。

このペプシに限らず、現代の甘味料がスキではない人はたくさんいるわけで、きっちりこうしてマーケットに合わせた復刻版を用意するペプシはマーケティングではコカ・コーラより上かな、っという気がしました。そういえば昔、ニューコークに切り替わります、的なことをコカ・コーラがやったことがありました。ここらへんでその話が詳しく解説されております。あのとき切り替わらなくてよかった、と思う反面、ニューコークをもう一度飲んでみたい、という気持ちもあったりして。

次はコレ。

V8の野菜ジュース。V8 Spicy Hot。昔は、キャンベールV8よ♪みたいなCMやっていたのですが、今ではブランド的にはV8ノミなんすね。そのV8の野菜ジュースでも、コイツはスパイシーでホットなわけです。普通のに比べると辛くてスパイシーなわけだ。文字通りやんけ。

ノーマルV8の野菜ジュースもかなり濃いので評判ですが、コイツもそれに匹敵する濃さというか、ベースは同じです。ただ、飲み物として辛い上に、ゴクゴク飲むスタイルで飲みますと、のどに直接辛さだのスパイスが来るわけで、最初の一口はノド直撃の辛さです。うわっと最初は思ったのですがだんだんそれがくせになるというか。しかも辛いので飲み物で中和しようとしているのに、さらに辛くなってくるというワケのわからない状態w辛い飲み物をゴクゴク飲む経験がそれまではないわけで、ちょっとそこらへんの違和感が楽しいというか。飲んでノドを潤したハズなのに、水が欲しくなるという…。野菜ジュース全般潤す効果は少ない飲み物ですが。

コレ、飲んでいて気づいたのですが、温めて飲んだら野菜スープとしてとってもおいしいのではないか?ということ。残念ながらアメリカにいるときには温める手段がないので、そのまま冷やして飲みましたけど、次回にバカンスでコンドミニアムなどに泊まったときには試してみようかと思います。でも温めるとにおいが強くなるから、料理のベースの方がいいかもしれない。そこらへん含めて次回の課題にしようかと思っていますw

野菜ジュースが大好きで辛いものが好きな方には、これはマジに体験してもらいたい味かな、と。日本だと普通のV8はCOSTCOなどで手に入りますが、Spicy Hotは販売してません。マニアックな商社が輸入してくれないかな。キャンベルにお願いするのが一番早いかしらん。

キャンベル V8 100% ベジタブルジュース 340ml×24缶
キャンベル V8 100% ベジタブルジュース 340ml×24缶 こちらは、普通の味です。

メキシコのコカ・コーラ

コカ・コーラ大好きな人の間で噂になってる…かどうかは知らないが、アメリカ人でコーラ好きな人たちでメキシコ近辺に住んでいる人は、わざわざメキシコまで買いに行くほどおいしいとされるメキシコのコカ・コーラ。これは、甘みをアメリカのコカ・コーラはコーンシロップで付けているのだが、メキシコは砂糖でつけているため、昔ながらのコカ・コーラの味が楽しめるからだという。

個人的にアメリカのコカ・コーラを飲んで感じるのは「軽い」こと。すごくのどごしがスムーズで、甘いけど、ずっしり来る甘さではない。日本のコカ・コーラは?というと、果糖ぶどう糖液糖、砂糖を使っていて、おそらく砂糖の比率はかなり少ないと想定するが、甘みがちょっとずっしり来る。のどごしが重い、というか。

さて、今回(というかかなり前の8月になる)、自分はシアトル近辺のイサクアにあるCostcoでメキシコのコカ・コーラを入手した。そのコーラがこれ。

何本か持って帰ってきたのだが、栓の閉まりが甘いっつーか、スーツケースの中でおもらししちゃうのが出る始末。そりゃ、飛行機のカーゴスペースは与圧してないから、それなりに気圧は下がるけどさ。それと、メキシコのいい加減さを思い知る、中身の容量がばらついていること。まぁ、数ミリリットルの違いだろうから気にしないけど、お国が変わるとこういうところにも違いが出る。日本じゃあり得ないと思うぞ。

このコカ・コーラ、日本に帰ってくるまでガマンしてたわけじゃなくて、シアトルでも飲みました。感想をいうと「ん?これコカ・コーラ?」というのが第一印象。なんというかクスリっぽいのかな。本当に子供の頃初めて飲んだコカ・コーラがこんな味だった気がします。すでに40年も前だがwww。そして、ずっしりとハードな感じがします。後味も砂糖っぽくあまりたなびかない。すっと消えます。それと炭酸が若干弱いかな?甘みもそれほど強くなく前面には出てきません。逆に甘みが非常に強く、炭酸が弱いのが、タイとかシンガポール産のコカ・コーラ。個人的には、これら南のコカ・コーラは好きではないのです。

さて、アメリカ産のコカ・コーラ、メキシコ産のコカ・コーラ、そして日本産のコカ・コーラを比べると、自分としてはどれが一番好きか?と聞かれたらアメリカ産だったりしてw

なんというかライトな感じなんですよね、アメリカ産は。日本でも入手しやすいし、軽くゴクゴクと飲める気がするのです。それに比べると国産・メキシコ産は、味わって飲むズッシリ感があるというかね。

個人差があるので、あくまでも自分の感覚ですが、機会があれば、再度飲み比べてみたいと思います。