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わかさぎ釣りは甘くない

Blogの更新も滞っている今日この頃。特に買いたいものもなく、仕事も少々忙しいため順番が後ろに回されてしまっています。ま、言い訳ですけれど。さて、知人に誘われてわかさぎを釣りに行きました。先週、アジ釣りに招待したのでその返礼…というわけではなさそう。なんせいきなり金曜日に誘われ土曜から出かけるというカタチでしたから。

スケジュールは土曜日に出発して、現地宿泊し翌日朝からわかさぎを狙う…という段取りです。

底冷えのする土曜日に知人のキャンピングカーで出発し、群馬県赤城山にある赤城山オートキャンプ場に向かいます。途中で赤城神社でちょっと休憩。しかし誰もおらず雪が降り積もっていてえらく寒い…。地元の人はこんな雪には慣れているのでしょうが、都会暮らしが長いと雪さえも珍しいわけで。あ、でも先月札幌行ったな…。雪が降り積もっていてもスタッドレスのおかげで快調にドライブしていたのですが。

さて、その後赤城温泉に行こうとしたのですが、道がアイスバーン…。結局温泉にも入らず、スタックしたキャンピングカーを救い出すのに必死になって働きました。塩化カルシウムを地元の方にいただき、なんとか脱出。スタッドレスタイヤの優秀さもアイスバーンでは鳴りを潜めてしまうわけですな。ここらへんから一筋縄で行かない雰囲気が立ちこめ始めてきた…。

その後雪は降り積もり、オートキャンプ場から「雪がひどすぎるので閉鎖します」と追い出されw我々は路頭に迷うことになります。いや、まぁキャンピングカーの中で寝るって手もありますが、狭いのであまりその選択はしたくない。色々と電話をかけてようやく夜も更けた9時に沼田市にある星の降る夜というキャンプ場にたどり着きました。雪があまりにもすごいので、コテージまでキャンピングカーを乗り入れられずに軽トラックで輸送してもらうというありさま。氷点下10℃の外でメシを食べる気にもならず、室内で料理して食べたのでした。キャンプじゃねーな、これw

薪ストーブのそばでごろ寝しつつ、翌朝は4時半起床…。2時間くらいしか寝てないじゃん…。朝7時までに赤城大沼に行かなければならないという使命を帯びて出発。しかしほんとーに寒い。途中夜明けを迎え、一度赤城ICまで降りてから赤城山に向かうのだった。冬期は前橋赤城道路しかやってないようです。他は全部閉鎖されているという。冬期閉鎖なんてのは東京や神奈川じゃ見たことありませんから(奥多摩とか箱根ならあるのかな)、ナビゲーションの通りに進んじゃうひどい目にあうようです。今度から気をつけようっと。

さて、朝7時前になんとか赤城大沼に到着し、青木旅館別館でわかさぎ釣りの道具一式を借りてさっそくわかさぎを獲るぞ!と意気揚々と湖面に歩き出す…。しかし、ほんとーに寒いな、おい!湖面を渡るからっ風がカラダを容赦なくなぶります。てか、太陽出ているのですが氷点下5℃とか。骨まで凍るぜ、東京湾で文句言っていてすいません、てな気分です。

もっとも、テントの中に入ってしまえば、まさにビニールハウスなので暖かい。中で寝ちゃっても大丈夫なレベル。気温が一気に上がって非常に快適なのでした。でも曇っていたら軽く死ねるな、これ。

肝心のわかさぎですが、釣っていてもまったく生命反応がない。ピクリともしない。水中が見えるわけでもありませんから、いるのかどうかもわからん。近くに魚探を使っている人がいたのですが、確かにいることはいるけど、口を使わないようです。

あれ?わかさぎ釣りって100匹単位で死ぬほど釣れるものじゃなかったっけ?

はい、マスコミに踊らされちゃダメです。そんなのは年に数回しかない現象だそうな。甘く見ちゃいけないってことを宿の人にも言われました。

自分もそうなのですが、知人も釣れないとあっという間に飽きるタイプ。7時半から釣りをして、9時には撤収して宿の食堂でメシ食ってましたw

貴重な経験できたってことで達成感はあります。今回のようなお誘いがなければ一生わかさぎの穴釣りなんぞすることはなかったでしょうし。

というわけで9時半には向こうを出発して都内には14時前にたどり着きました。いやー、ほんとに楽しかった!のかなw