ベクトルを間違えた努力

今日のは単なるメモというか日記。いつもか。

最近引きこもりなのでネットラジオを聴いていることが多い。PCでも聴けるし、自分の持っているAVアンプ・YAMAHA RX-V771でも聴ける。ネットラジオとやらをまともに聴こうと思ったのが何年かぶりなので(以前はIE5についていたラジオバーだったようなw古っ)、時代の流れを感じる…なんてのはどうでもいい。

ま、とにかくハワイのネットラジオを聴いては「あー、ハワイ行きたいなぁ」と思い、BAY Smooth JAZZという局のラジオを聴くと「うむ、西海岸でベイエリアの風に吹かれながらドライブしたいぜ」なんて思ったり思わなかったり(BAY Smoothがホントにベイエリアにあるのかは知らん)。

そんな流れでネットラジオ用のPCでも用意しようかな、と思った。思い始めたそのときは正気を失っていたのである。結論を言っちゃえば、そんなに広い家でもないしAVアンプから流れる音を風呂場を除けばウチ中に響き渡らせることも可能だ。だからいらないのである。

でも用意したくなっちゃった午前0時。したいんだから仕方ない。秋月で売っているネットラジオのキットを買おうと思ったけど、8,200円もする。これはこれでコモディティ的な使い方をできるので便利そうだが、ちょっと高い。なので手持ちのいらないPCを使うことにする。

節約の心である。モッタイナイである。

というわけで、3年半ほっぽらかしていたAtomマシンを引っ張り出す。ええ、このブログの初期のころに遊んでいたマシンだわ。DC945GCLFというすばらしいマザーボードを積んだマシンw。起動してみたらUbuntuが入っていたので、そのまま使えるかなー、と思ってとりあえずネットにつなげてみる…。

と繋がらない。

なぜだ?ハードウェア的にはちゃんとピカピカ(LED)しているし、ブロードバンドルータも稼働している。問題ないはず…。と、30分ほど悩んで思い出した。

そうだ、DC945GCLFというこのクソすばらしいマザーボードはネットワーク周りのチップがダメダメというか新しくてLinuxとか当時使っていたIPnuts(というルータソフト)ではまったく認識できなかった、ということを。いや無理矢理ドライバ入れれば認識させられたんだけど、面倒でほっぽらかしていたのだった。

それを三年半ぶりに思い出して、再度Ubuntuを落としなおして(さすがに最新のでは対応している)再度インストールしようとした。このとき、ダウンロードしたISOファイルがぶっ壊れていてなぜかインストールできなくて1時間悩んだことは秘密だ。おかしいなぁ?と思いながらMD5チェックまでしちゃった。

と、色々と回り道をしながらなんとかAtomマシンにUbuntu 12.10をインスコ。そして標準のプレイヤーでネットラジオを聴いてみる。うむ、満足じゃ。そのためにコイツにBOSEのM3という5万円もするスピーカーもつなげたしな。満足できなかったら意味がない…。あんまり音がよくないから、やっぱりUSBDACつなげるかな。などと夢は広がりまくりんぐ。

しかしこのAtomマシンやたら遅い。2GBしかメモリ積めないし、ディスプレイはVGAコネクタしかない。こんなんじゃ快適にラジオ聴けないじゃない、とプンスカしながら最近のAtomマシンはどうなのよ?と思って調べると、D2550DC2とか出ている。だいたい7千円。ふーん、安いじゃない?と思って調べてみると、最近はAtomじゃなくてAMDのC-60が人気らしい。なるほど。

こんなことを考えていた午前5時。やっと我に返る。

いらねーじゃん、こんなのw

別にUbuntu使いになりたいわけでもないし、初期の目的はネットラジオをプチっとすぐ聴きたい、というのがモチベーションであったはず。モッタイナイの心はドコにいったんだ!というわけで最初のAVアンプで聴く方向に戻るのである。結論から言うとこの投稿はRX-V771の礼賛記事なのである。

さて、正気に戻ったのでRX-V771に関して述べておく。改めて活用していて便利であることにいまさら気づいた。iPadやNexus 7、そしてiPhoneなどで使うアプリケーションがすばらしい。

AV Controller
AV Controller

これを使って音場もいじくれるし、ネットワーク対応のAVアンプなので、DLNAでシェアした自分の音楽ライブラリを聴きまくれる。そして前述した、ネットラジオも聴ける。ネットラジオ局もPCからブックマークできるし、タブレットなどのアプリからでもできる。

サラウンドモードなどの選択
サラウンドモードなどの選択
HAWAIIのネットラジオ。ビットレートが少なめなので高音域が少なく、まさにラジオ的な音。低音をブーストするのはやめて欲しいけど。
HAWAIIのネットラジオ。ビットレートが少なめなので高音域が少なく、まさにラジオ的な音。低音をブーストするのはやめて欲しいけど。

昨今のAVアンプはすげーな、と強く感じた次第。この機種はAirPlayに対応していないけど、オリジナルのやり方でiPhoneに入っている音も飛ばせるし、言うことナシ。5万円もしなかったアンプなのに大活躍だ。現行の機種であるRX-V773はAirPlayにも対応しているし、正常進化している。買い直すほどの進化でもないので、RX-V771で十分満足しているが。なお、同じネットワークにいるブラウザからもコントロールできるが、iPadのアプリでの使い勝手が一番いい。フリックとか使えるからね。

Webインターフェイス。ちとゴチャってるね。
Webインターフェイス。ちとゴチャってるね。

というわけで、夜中にアホなことをして時間つぶしをしてしまったが、無事に無駄遣いをしなくて済んだことに感謝しなくてはなるまい。自分も成長したな、と実感した夜だった。

遊んでないで寝ろよ、とも思った。

※礼賛←今日まで、そう50近い今日まで「れいさん」と読むのだと勘違いしていた。というか無知でした。「らいさん」なのですね。この年になってもまだまだ勉強足りんな…。

YAMAHA 7.1ch AVレシーバー RX-V773
YAMAHA 7.1ch AVレシーバー RX-V773

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