いきなりノーマークだったAtonプロセッサ、N430を搭載したボードがデビューしました。従来のN33Oを二つ載せて、昔のPentiumDのようにワンパッケージにするわけではなく別々で、クアッドコアというよりデュアルCPUと言った方が正しいんじゃないの?というスペックでいきなりデビュー。各CPU間がどんな接続なのかは一切明らかにされていませんが、Atonでこんなことする必要あるのか?と多少疑問に思わなくもないボードです。もちろんフォームファクターはMini-ITX。ハンパなMicroATXなんぞは採用していません。
![CPUが二個載ってます CPUが二個載ってます](https://i0.wp.com/www.whowants.net/wp/wp-content/uploads/2009/04/intel_d945gclf4_top-283x300.jpg?resize=283%2C300)
チップセットは従来と同じものでしょうか?相変わらずCPUにはファンがないのにチップセットはファン付きというデザインは変わっていません。どんな用途に適するのかわかりませんが、現在のデュアルコアだと根性が足りないんだよ、という体育会系のユーザにはこちらのモデルがいいかもしれませんねー。
ネットワーク周りは10BASE-2という3世代前のネットワークインターフェイスです。10BASE-5のようにオレンジケーブルとトランシーバを使わないだけマシか?と思いますが、同軸ケーブルを挿すところはボードデザイン上不明ですね。メモリの上限は128MB SD-RAMというバランスが非常に悪いボードにバッチリ仕上がっています。バッチリって表現は違う気もするが。
予価は15万円程度を予定しているようです。リリースは今月中に間に合えば、ということらしい。
言わずもがなエイプリルフールネタです。スマソ。