海外でのDual Core Atom情報 Tanquilの場合

UKのWebを見ていたら、Dual CoreのAtomを搭載したマシンのニュースが出ていました。イギリスなのであんまりなじみのないメーカーですが、Tanquilというメーカーが299ポンドでDual CoreのAtomマシンを出します。記事を要約してみました。

この299ポンド(日本円だと55,000円程度)のPCはデュアルコアのAtomプロセッサ(モデルナンバーはZ330)を搭載している。インテルの今のAtomは230だ。なのでデュアルコアバージョンは330としてデビューすることになる。
Tranquil PC T7-HSG
TranquilのPCである、T7-HSG: これはデュアルコアAtomが搭載
64ビットの命令をサポートし、Diamondvilleと呼ばれるSilverthoneシリーズでもデスクトップPCカテゴリに与えられるファミリーネームを持っている。
この330はインテルの新しいD945GCLF2に採用されている。これはMini-ITXで945GCチップセットと内蔵グラフィックスチップであるGMA 950で採用されているものだ。
TranquilのファンレスコンピュータであるT7-HSGは512MBから2GBのDDR 2メモリをサポートし、500GBから1TBのHDDを搭載している。それはギガビットイーサネットを持っており(これはD945GCLF2もそう)、 ホームサーバ用途に向けて出すものだ、とTranquilはアナウンスしている。

ということでした。まぁ、この出来合いのPCもD945GCLF2をベースにしているってことですね。日本では9/17と思われているのですが、ベアボーンというか完成品はやはり9末程度にならないと出てこないようです。今までのAtomベースでのPCのリリースに比べると少し早いかな。T7シリー ズはこのTranquilのMini-ITXシリーズで壁掛けもできるよう。ブルーのケース、ちょっといいな。消費電力は33Wでアナウンスされてました。しかも Windows Home Serverがインストール済み(!)。OSの価格考えるとちょっとオトクかもしれません。

イギリスにはトッテンナムコートロードというプチ秋葉原みたいなところがあって、自分も大昔に行ったことがあるのですが、日本では当時ほとんど見な かったAmigaなんかが普通に売っていてカルチャーショックを受けました。ヨーロッパじゃだいぶ長生きしたみたいですね、Amiga。今はどんな雰囲気 かわかりませんが、自作パーツとかも売っているのかなぁ。さすがに萌え萌えなアイテムなんかは売ってないんでしょうけど(笑)。

しかし、D945GCLF2に関しては本国でもあまり情報が少ないです。日本がこういう点はめざといのか、日本がやはり重要な市場なのだから当たり前かもしれませんが、日本発信の情報がUSよりも早いことも多いですね。

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