APC UPS ES500を実稼働させる

今朝、といってもちょっとだけアクセスがないときを見計らってサーバの電源をES500に切り替えました。そしてテストをしたのですが、間違えて電源切っちゃったという…。コンセント抜かないといけないのに、スイッチ切っちゃったよ、オレ。バカでした。すぐその後やり直しましたが、サーバが壊れてなくてよかった…。

無事UPSだけで稼働することを確認したのですが、すさまじい勢いでバッテリーが消費されていきます。そのため、バッテリーが残り5%からシャットダウンを開始しても、サーバがシャットダウンするまでバッテリーが持つのか疑問になってきました。ですので、設定を10%に変更しました。ES500はカタログスペック上、162Wの消費電力だと、12分持つことになります。このサーバとルータで150Wは消費するでしょうから、12分稼働するUPSの残り10%となれば1.2分。ギリギリサーバのシャットダウンが間に合うだろう、という目論見で設定変更しました。

それと、apcupsdはインストールするとブラウザを使って稼働状態を確認することができます。すでにapacheがインストールされていると、/www/html配下にapcupsdというディレクトリができあがりますので、そこにあるcgiを見れば以下のような画面で確認できました。

apcupsd

これで設定次第で会社からでもアクセスしてUPS稼働状態を確認することができます。チョー便利です。

これで取りあえず電源断に対する備えは最初の一歩を踏み出しましたが、問題はルータに使っているマシン。このマザーボード、電源が復帰しても電源が自動で入らないんですよね。BIOSにそんな設定項目はないわけで、このマシンでルータをやり続けるのかどうか?というところになってしまいました。

さて、実はウチには古いUPSが一個転がっていまして、以前勤めていた会社で廃棄するっていうのでもらってきたものです。APCのBK Pro300という型なのですが、一度チェックしてみて壊れているので放置しておりました。しかし、昨日ES500を試してみて、「もしかしてバッテリーがダメなだけでも電源入らないんじゃね?」と思って、内蔵されていた死んでいるだろうバッテリーを外し、魚群探知機用に持っていた鉛蓄バッテリーをつないでみると、なんと見事に起動しました!

別のバッテリーつないだら起動しちゃいましたよ…
別のバッテリーつないだら起動しちゃいましたよ…上に載っているがソレです。台湾製ですが、かなり寿命長いような。

起動した…

起動しちゃった…

使えるじゃん…

しかし、もう一個あっても仕方ないし、バッテリーも新調しないといけないわけです。APCから購入するとバッテリーもそれなりの値段がするので、いまさら購入するのもバカらしい。というわけでどうしたもんかいな、と悩むのでした。

バッテリーは秋葉原にある秋月電子通商に売っているので、それをチェックしてみると、4,200円です。12V7.2Ahのタイプでユアサ製のため、それなりの値段がします。自分が手持ちだったのは12V12Ahのものなのでもちろんケースには入りません。なので自分で復活させるのはあきらめることにしました。

これが最初から入っていたバッテリー。12V7.2Ahです。
これが最初から入っていたバッテリー。12V7.2Ahです。

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