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旅行用のスピーカー

最近音楽を聴きまくっているワタクシ。ここ20年の中で一番聴いているのではないかと思います。ここ2カ月でたぶん5千曲くらいは聴いているはず…。もちろん最初から最後まで聴かない曲もあります。さすがにそんなに時間はない…。昔デモテープを聴いている人と同じオフィスで働いていましたが、送られてくるデモテープが一日に100曲は余裕で越えているので一曲短いと30秒程度しか聴いてなかったような。

最近ももクロ楽曲の多くを手がけている前山田健一さんが曲にたくさんの仕掛けを入れていることは有名ですが、そういう展開の早い曲じゃないとデモテープの段階で捨てられていく…のでしょうね。自分も最初の数十秒で何か引っかかるものがないと次に行っちゃったり。適当に流し聴きしているときはそんなことはしないのですが。

というわけで、音楽を聴きたい衝動にかられているので旅先でも聴きたい。ヘッドフォンで聴いてもいいのですが、やはり部屋でまったりとチルアウトするときには、ヘッドフォンは前向き過ぎる、攻めすぎる。なのでスピーカーで聴きたいってことで旅のお供のスピーカーを用意することに。

最初に目星を付けたのがオーディオテクニカのAT-SPP50。3千円しません。バッテリー駆動でライン入力のみ、といういさぎよさ。割り切ってます。価格.comの口コミもそれほど悪くはない。

audio-technica コンパクトスピーカー ブラック AT-SPP50 BK
audio-technica コンパクトスピーカー ブラック AT-SPP50 BK

ただ、これを買いに近所の大井町LABIに行ったところ、見つけたのがコレ。

TDK iPod/iPhone対応スピーカー コンパクトボディ(折りたたみ式) ブラック Xaシリーズ SP-XA3602BK
TDK iPod/iPhone対応スピーカー コンパクトボディ(折りたたみ式) ブラック Xaシリーズ SP-XA3602BK

在庫限りですが、オーテクのより安い2,500円で売っておりました。市場価格は4千円程度でしょうか。残念ながらオーテクのはパッケージに入れられて吊されているタイプなので試聴できなんだ。こちらのTDKのものは試聴してみると低音は想像したように小さいために少なめですが、中音域から高音まではそれなりにパワーのある音。ホテルの部屋で最大にして聴いたら怒られるレベルの音量は出ますwまた、音も多少シャリシャリ感はあるものの箱鳴りしまくるようなチープさはない、それなりの音を奏でてくれます。店員に聴いたところオーテクのAT-SPP50よりは音がいいと思う、とのこと。

旅行に持って行く目的を考えたときに、AT-SPP50は240g。SP-XA3602は454g。倍近い重さなのが気になりますが、それでも絶対的に500gは切っているわけで他に持っている器材を考えれば、そう大きな負担にはならないだろうと判断。何より音も気に入ったし、価格もオトクなのでこちらにしました。残念ながら色はブルーとピンクしかなかったためブルーを選びました。

さっそくエージングをかねて聴いてみます。

iPhone(iPod)のコネクタがついてます。Lightningになってから、こういった旧世代の機種は安いっすなあ。
iPhone(iPod)のコネクタがついてます。Lightningになってから、こういった旧世代の機種は安いっすなあ。
iPhone4Sをパイルダーオン!もちろんiPhoneだけじゃなくて普通のLine入力もあります。
iPhone4Sをパイルダーオン!

もうひとつ、選ぶきっかけというか選ぶ理由がありました。将来いつか自分の手持ちに旧世代のiPhoneやiPodがなくなったらゴミになるようじゃ困ります。コイツにはライン入力もありますので、他の機材でも使えるでしょう。また、バッテリー(単4ってのが困り気味だけど)も使えるのでACアダプター持ち歩きたくないときにはeneloopの単4を持って行けば使えそう。eneloopの充電器はダイビング用のストロボなどのためにたいていの旅行で持ち歩きますから。

つーことで、こういったそれほどハイファイではないシステムで旅先でぼけーっと珈琲飲みながら聴くにはぴったりなアルバムを紹介してみたり。

Coffee & Jazz ~Latte~
Coffee & Jazz ~Latte~

わざとレコードっぽい擦過音、ノイズを入れつつジャズピアノの旋律に身を任せてチルアウトしちゃえます。

あ、都会のアーバンなホテルの最上階に泊まっている、なんてときにはこちらをオススメ。

TOKYO LUXURY LOUNGE 5
TOKYO LUXURY LOUNGE 5

まったりというよりは、ホテルの部屋でルームサーヴィスのカクテルを飲みながら勝負を決めたいとき(ぷっwww)にかけておくようなBGMのイメージかな。ラウンジ系にしては多少スピードが速い後半半分くらいはエレクトロハウス系の曲。

最後にいまだ色あせない都会の音楽、ブリティッシュ・ジャズ・ファンク(当時はフュージョンって言ってたな)と言えばShakatak。Night Birdsは20年ぶりに聴いてもかっこいい。

Shakatak - Night Birds
Shakatak – Night Birds

これ聴いちゃうと首都高速を走りたくなるんだけど、ね。