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自宅サーバの移転

自分の家にサーバを開設して幾星霜。

いや、そんなに経過してないな。とは言っても早4年。4年前もオリンピックイヤーでしたな。

自宅サーバはずっとML115G1で運営しておりました。CentOSをインストールし、サーバの勉強も兼ねて色々といじくり倒した自宅サーバ。色々な経験もしたし時間の無駄遣いもしましたw

しかしながら、4年に一度のオリンピックだし(関係ない)、夏だし電気代も値上げするということもあり、自宅サーバをやめよーかなーと6月くらいから考えておりまして。自宅サーバ内の個人的なファイルサーバなどはPogoplugなりEvernoteなりを使えばいいわけで、自宅サーバがあるばかりにエアコン入れっぱなしで出かけたり、旅行の最中にサーバ落ちないかなー、なんて心配したりしていたのでそういった状況もおさらばできればいいかな、とも考えて移転することを決意。

さて、そうと決まればレンタルサーバはどこがいいのやら、と調べてみることにしました。とは言っても地道に調べるのは面倒なので、Google先生にWordPress レンタルサーバで検索かけて適当に見繕ったところに決定。それほど評判悪くなければ、少なくとも「オレんちのサーバよりはダウンしないだけマシ」なわけで。というわけで、あっさりファイアバード Firebirdに決定したのでした。もちろん、無料のお試し期間がありますので、そこで使い勝手を確かめたのは言うまでもありません。

まず、それほど書いていないテスト用のブログを移転させてみました。以下の手順で移行を行います。

  1. ドメインネームは無制限に設定できますので、それでネームの設定をする。
  2. ネームの設定を終えたところでそのドメイン用のディレクトリができるので、そこへWordpressの設置(管理画面から一発でできるが、特に使わなくてもいい)ということで、今使っているWordpressファイルを全部FTP。
  3. MySQLのデータベースを自宅サーバからPHP adminなりを使ってエクスポート→Firebirdで設定したMySQLのデータベースにインポート
    (zipしたエクスポートファイルからインポートしないと30MB制限があるので全部インポートできなかったこともあるので注意)
  4. あとはWordpressのwp-conifigファイルのデータベース設定をちょちょっといじればできあがり。

あっさり移行が達成できました。実際にWordpressのダッシュボードからStatPressというアクセス統計を取るクソ重い処理をしても、サクサク動きます。

ローカルにあったうちのサーバより軽いw

というわけで、本チャンのこのブログもさっくり移転。データの転送に多少の時間はかかりますが(写真多いから)、こちらも簡単に移転が完了。すべての処理が3時間程度で終わりました。

レンタルサーバは50GBものデータ容量を使えます。そのうち、実際には1.4GBしか使っていませんので余裕があります。4年間のブログ、なんていってもそんなにデータ量があるわけじゃないんだなーと変なところで感じたり。最近書いてないし。

バックアップをどうするかやTelnetできないなどのデメリットはありますが、そこらへんはPHP shellとスクリプトでも使えば解決できることも多いので気にしない。なんせこのブログさえ維持できれば当面の自分の目標は達成できるのですから。

実際にリビングに置いてあった自宅サーバであるML115G1をシャットダウンすると、かなりの静寂が訪れましたw今までそれなりの騒音と熱を発生していたので、これで多少はリビングも過ごしやすくなるかなー、と。少し落ち着いたら全部のデータのバックアップを取って、このサーバはお役目を終了させようか、と思っております。

正直もっと早くやっときゃよかった、と思っております。レンタルサーバは月525円。おそらく自宅でこのサーバのために負担していた電気代は軽く5千円/月を越えていたでしょう。ちょっともったいなかったなー。



CactiにMySQLテンプレート追加

WordPressの動きを見ていて、どーももっさりだな、と思っていました。もっとも記事を閲覧するだけならそれほど影響はないのですが、プラグインのStatPress(アクセス状況を解析するプラグイン)を使っているとレスポンスがあるまでにかなりの時間がかかってしまいます。

そこでWordPressにWP-Super-Cacheをインストールしたのですが、管理者用のコンソールは高速化されるわけがないwそりゃ、管理系がキャッシュされて最新情報見られなくなったら困りますわな。というわけで、MySQLのキャッシュ設定を見てみると、キャッシュが設定されてないことがわかりました。なので、/etcにあるmy.cnfに以下の一行を追加。

query_cache_size        = 32M

これだけでMySQLのキャッシュが始まります。もちろん再起動(reload)しないといけませんが。

[root@main ~]# mysqladmin -u root -p variables | grep query_cache
Enter password:
| have_query_cache                | YES
| query_cache_limit               | 1048576
| query_cache_min_res_unit        | 4096
| query_cache_size                | 33554432
| query_cache_type                | ON
| query_cache_wlock_invalidate    | OFF

てな感じで実際にキャッシュが効き始めたかチェックすることができます。

これでだいぶ動きはよくなるかと。そして、動作状況を今度はcactiで確かめたい、ということでMySQLの動作状況をcactiでチェックできるテンプレートを探してみました。色々とあるのですが、簡単に設定できそう、ということでmysql-cacti-templatesというのを使います。このページへアクセスして右側のFeatured Downloadからダウンロードしてください。

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