一カ月後に宮古島に行く、なんてこの前帰ってきたときは思わなかった。だが、マイレージで取れた幸運も重なり、現実に自分は今宮古島の地を再度踏んでいる。
天気は快晴。本当に雲一つない。冬の日のようにクリアではないけれど、夏らしい空が宮古島を覆っている。レンタカーに乗り、来間島へ。前回に見られなかったビーチを見るためだ。それに少しは一般の観光客らしいこともしよう、と多少なりとも宮古島の知識を仕入れてきた。カフェに一人で入る、なんていうのは何か本でも持っていないと気恥ずかしい気分だが、涼を求めてカフェでアイスを食べる。暑い日差しにやられていて、さらに寝不足気味の頭にはいい刺激になった。
来間島でビーチを見たあとに、前浜に戻り、そこで日焼けすることにした。一応宮古島で最高のビーチだし、ここに寝転がればきっといい気分に違いない。だが、15分もじっとしていられない。考えてみればビーチで寝っ転がるのなんて好きではないのだ。
それにカメラのレンズに砂がたくさん入って気分がダウン。いったんホテルにチェックインし、西平安名崎へ向かった。
西平安名崎はこの前と違って、天気がよいため気分がいい。東平安名崎よりもこじんまりしていて、この前と違った魅力を感じた。その後マングローブ林にも行ったが、あまり感動しなかった。干潮時じゃないといまいちかもしれない。
夕飯を喫茶店で食べてすぐに寝ることにした。
二日目はスノーケリングをしよう、ということでマルエーでマスクとスノーケルのセットを購入。ひまわり祭を見てから、スノーケリングすることにした。ひまわり祭はちょっと楽しかった。ひまわりってあんなに小さかったっけ?コドモのときだから大きく見えたのか?なんてことを考えながら陽の光を浴びて輝くひまわりを見る。よーく見るとちょっとだけグロいかも。
その後鍾乳洞に行ったが、最初に階段を下りて上を見上げたときが一番インパクトあったかもしれない。鍾乳洞自体はそれほどでも、ない。
新城海岸でスノーケリング。無料の休憩所、シャワーがあるというのでこちらにした。干潮すぎて(大潮だった)、膝ぐらいの深さのところでも魚を見られる。スノーケルをつけて泳ぎながら見るには珊瑚を避けて沖にかなり歩かないといけない。沖側の方がやはり大きな魚はたくさんいる。時間を忘れて魚を見ていた。久々のスノーケリングに感動なんかしたりして。この前したのはハナウマ湾だったっけかな。
スノーケリングを終えたあと、東平安名崎へ。距離もあまりないしね。それに天気もいいし、帰りたい気分にはならない。灯台とテッポウユリを見て、この前と変わらない景色にちょっと安心した。のんびり散歩して、来間島へ再度行く。昨日とは別のカフェでケーキセットを食べる。カフェにあった雑誌を読みながら、沖縄に住みたいなぁ、などと漠然と考える。
お茶しているとジェット機のエンジン音。来間島上空を737が通り過ぎていく。夕方の空は少しだけ青みを増していて、クリアな空色。ジェット機のホワイトが青空に映えた。
三日目は伊良部島・下地島へ。訓練日程を見るとジェットでは訓練していないのはわかるけど、取りあえず行ってみる。と、フェリー乗り場へ行くと、高速船のフェリーはドック入りして欠航。従来のフェリーは満船。そしてもう一つの宮古フェリーのフェリーは、八重干瀬に行ってしまっているという。大潮のため、八重干瀬が陸地になっているんだな。ちょっと行ってみたいとも思うが珊瑚礁は海の中にいるときが美しいと思うので、たぶん一生行かないだろう。問題多いし。
そんなわけでフェリーの次回の時間まで1時間半もあまってしまった。食事と(2時間前に食べたばかりなのに)おみやげを買って時間つぶしをする。
伊良部島へ着いてからは下地島空港へまっしぐら。そして一機も飛んでいないし着陸もしていない空港を見て、仕方ないと嘆息。その後は渡口の浜に行き、海で泳ぐ。波が高くて楽しいが、砂浜だけではなく岩もあるので注意しないと危ないかも。
伊良部島を後にして、宮古へ戻りエンダーで食事する。三日目も天気よくってよかったなぁ、などと思いながらワイドー市場へ行き、自分への土産である海ぶどうを購入。もうこれで思い残すことはなくなった。レンタカー屋へ行き、空港へ送ってもらう。
羽田に着いたときに宮古と気温があまり変わらないことに気づく。そして、一番思ったことは、東京はノイジーだということ。トラックやバイク、クルマの音がひっきりなしにして静かだった宮古島にすぐ戻りたくなった。太陽と、キレイな水しかない島だけど、静かで自然に暮らせるいい島だ、と再認識した。
宮古島でバゲージアウトを待っているときに
ゴールデンウィークの終わりのためか混んでいました
宮古空港ターミナルはいつもと変わらず。空がカツーンと晴れています
前浜漁港で。海の色もこないだよりキレイかも。
漁港から前浜を望む
寝不足なのでお茶しました。パニパニって名前のカフェです。
なかなか趣のある作り。ハイビスカスきれい。
店の中は砂が敷き詰められていて、素足になると気持ちいい。
さんぴん茶はサービスなので、アイス食べました。野郎一人でアイスだよw
こないだは行かなかった来間島のムスヌン浜。すぐそこはもう外海なんだよね。水は当たり前のようにキレイ。
来間島にはきれいなビーチがたくさんあるし、人はいない。
ムスヌン浜は日陰があります。
長間浜へ降りる道にあったパイナップル。野生のパイナップルなんてあるんだー。
長間浜ではスノーケリングできるみたいです。しかし、トイレなどの設備は一切ない。
前浜で。この後レンズがひどいことに…
ビーチへ行ったあとホテル近くのワイドー市場へ。
パパイヤ売ってます。安い。
これは甜瓜かな。
マンゴー?
この前は晴れた日に行けなかった西平安名崎へ。宮古馬もたくさんいた。
愛想振りまくわけじゃないんだよね。目がかわいい。
東の風。少し冷たかった。
ここにもパイナップル。この前は気づかなかったなぁ。
ちょいピントズレしてますが、せみ。小さいくせにえらくうるさかった。
西平安名崎。落ちたら確実にヤバいなw
ハイビスカス。宮古島ではハイビスカスは雑草だそうな。
大神島もくっきり見えます。やっぱりきれいだな、ここの海は。
ハイビスカスだらけ。
島尻のマングローブ林。今回は干潮ではなかったので、あまりきれいじゃないかも。
伊良部島へ沈む夕陽。
夕焼けがキレイだねー。
まるこちゃん、という喫茶店のタコス。うまかった。サルサソースが辛くてサイコー。
ここから10日。ひまわり祭会場にて。城辺近辺のひまわり畑でイベントしてました。
ひまわりと青空と太陽。夏の組み合わせだよね。
こんなにたくさんのひまわり見たのは初めてかもしれない。
だいぶくたびれてたり、そっぽ向いているのもいますが。
宮古島の5月は真夏と変わらないんだな、と思い知りました。
空にはほとんど雲もなく。あるのは黄色いひまわりと青空。
近くにあった鍾乳洞入り口。500円取られましたw
ここから奥は撮影禁止。しかし、泡盛置きすぎで興はそがれると思った。鍾乳洞自体は悪くはないんだけどね。
スノーケリングした新城海岸の売店車。リーズナブルな値段です。
小道を抜けると、そこは天国のビーチ。
こんな東屋を無料で利用できるなんてすてき。
海の中を撮影すれば、魚が写ります。
へんなかたちの岩。
帰りに坂道から新城海岸を望む。
東平安名崎にもまたきたよ。灯台と青空の組み合わせはすがすがしいね。
結構波もありました。東シナ海と太平洋のブレンドされた波が砕け散る。
日が傾いてきた。
灯台もあいかわらず階段きつかったなあ。
テッポウユリもたくさん咲いていました。4月よりも多かったか。
なんて植物かは知らないw
ラベンダーも群生してた。ちぎって匂い嗅いだら、ちょっとキモチ悪くなったかも。
帰りに入り江のそばでみつけたひまわり。透過光の方がひまわりはキレイかもしれない。
後ろにあるのは入り江です。大潮のためか、潮の流れが速く、濁っていました。
帰りにまた来間島のカフェへ。そこで撮影した飛行機。つい撮っちゃうんだ。
キャラメルアイスコーヒー。ま、普通だ。
黒糖チーズケーキ。甘くてうまかった。野郎一人でお茶ですが、なにかw
少し雲が出てきた。
晩ご飯食べたぽうちゃたつや。ぽうちゃってなんだろう?
ご飯食べ終わったらすっかり夕暮れ。
11日のはじまり。最初はバナナケーキ買ったよ。
モンテドールって店のバナナケーキが有名らしい。
ついでに昼飯も。国仲食堂で野菜炒め定食。量がたくさんあった。
国仲食堂の外観。やっつけだなあ。
フェリーに乗り場。
をを、きたきた。
今回のフェリーは遅いので、高速船にあっさり抜かれます。
下地島空港で。飛んでないw
空港横のビーチ。テトラを降りないといけないので、誰もいない。砂に刻まれた波紋がきれい。
帯岩。こんなの打ち上げる津波ってこえぇぇ。
渡口の浜。干潮でだいぶ潮が引いています。
ここも相変わらずキレイだな。
曇りがちではあったけど、十分泳げる天気。
サンダル脱いで素足になると最高です。
宮古島方面はかなり雲が多いかと。
ちょっと岩があるんですね。
渡口の浜にある伊島観光のお店に生息しているヤシガニ。なんか恐ろしい姿形だね。夜中にあったら、恐いわ、こりゃ。
牧山展望台から。今回はキレイだぜ。
帰りのフェリーの操縦席。
フェリーが少ないのでかなり混んでいました。
さよなら伊良部島。また来れたら来たいよ。
なんか見つけたキレイな花。だんだん疲れてきたのでいい加減に撮っています。
やっぱ宮古島最後の食事はエンダーだろ。
オニオンリングー
モッツアレラバーガー
ロビーは閑散としていると思ったんだけど、帰りの飛行機も大混雑。
乗るのはこいつ。737小さいからあんまり乗りたくない。
さぁ、いまから乗りますよ。もうだいぶ夜に近づいてきた。
飛行機の中はこんな感じ。疲れているのに眠れなかった。

アイランドガイド沖縄 (3) (エイムック (1030))
古いため新品だと手に入りにくいかも。最新情報があるということではないが、かなり詳細に掲載されていて役に立つ本。BOOKOFFなどで見かけたら買いです。

沖縄の歩き方石垣・宮古・西表島 2009-10 (地球の歩き方ムック)
新しいので、初めての宮古にはいいかも。しかし、他の島もあることからわかるように宮古島自体は少ない。個人的には、上の本をお薦めします。