スペースシャトル打ち上げ訪問2 L-2

二日目は特に仕事らしい仕事はないのですが、基地に入るためのバッジをピックアップするという仕事があります。これがないと一切入れません。このバッジピックアップも一筋縄で行かないのが旅らしいというか。

まず最初にバッジオフィスに行って、登録してある旨を伝えて取材バッジをピックアップしなければなりません。これでゲットできたのはグリーンバッジ。次にミッションバッジ向けのオフィスに移動し(軽く2キロはあります)、ミッションバッジを受け取ります。ミッションバッジを受け取る場所で、ホワイトバッジを依頼すると、もう一度バッジオフィスに行って指紋を採れと言われ再度移動。グリーンバッジでも取材はできるのですが、クルマで中に入れません。ホワイトバッジがなければプレス用のシャトルバスに乗るしかないので移動が偉く制限されます。同行者がホワイトバッジを持っていればいいのですが、移動するたびにホワイトバッジホルダーを連れないといけないのは面倒すぎます。

というわけで、NASAもやっぱりお役所なのでしちめんどくさいバッジをいただく旅に出なければならなかったわけです。レンタカーなので移動は苦ではありませんが、バッジピックアップだけで2時間もかかるのはどうなのよ、という気はしますね。

何はともあれ、バッジをいただけました。このバッジを撮影してブログなどにアップするとNASAにおしかりを受けるようなので、公開できませんが。バッジを首からかけて、NASA内に進入しました。検問所でも全員分のバッジをきちんとチェックされます。ライフルを持った警備員がいますので、びくびくしながら通過しました。

中に入れば一度入ったことのあった場所なので、軽やかに移動。入り口からメディアサイトまで5キロ程度で到着します。もしかしたらもっとあるかもしれませんが、NASA基地内は45マイル制限なのでそれなりにかっ飛べますw

メディアサイトはVABと呼ばれる、シャトル組み立て工場のすぐそばにありました。各国のメディアはここに集まり原稿書いたり写真を撮影するわけですね。中に入ると、せまい机にみんなくっついて仕事をしています。あまり大きくないんだなあ、と感じました。もっとも大手メディアは自分たちの建物を持っているので、こういったところに集まるメディアはテンポラリーなんでしょうが。自分たちはこのメディアセンターには席をもらっていないので、顔を出しただけです。あ、あとステッカーや今回のミッション説明資料、写真などのマテリアルが置いてありますので、それをもらいました。

今日は特にこれといった仕事もないために、この後バナナクリークと呼ばれる場所へ行ったり、シャトルの滑走路に行きました。本当はバナナクリークそばにあるサターンVの記念館に徒歩で行ったのですが、ビジターコンプレックス経由じゃないと入れない、と入り口でセキュリティに止められ、今回は断念。

今後行く人のために詳細は内緒にしておきますが、ここは絶対NASAに行ったら見ておかないと後悔します。人類が作った最大の乗り物のひとつを見ることになりますので、わくわくしながら訪問してください。

この後ほかのスタッフと一緒にいったんオーランドまで移動。Apple Storeに行ってiPadを買いました。Apple Storeはたくさんの人で溢れかえってましたね。発売日なので飛ぶようにiPadが売れていました。フロリダ州の消費税は6.5パーセントと高いので、ハワイで買った方がお得かも。

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