D945GCLFとそのケース

 atomつながりということで、このintelのatomつきマザーボード、D945GCLFを紹介しまする。

 このボード、CPUはすでに載っておりまして、8970円~1万円程度で売られていますね。最初出たときには7980円、なんて値段もあったのですが、最近では売れるためかアキバカルテルか(をい)、9000円前後のプライスタグがついてます。でもCPU付きであとはメモリ足せば動いちゃうマザーボードなわけで、それでも格安です。何を隠そう、このブログを運営しているサーバもこのマザーボードから作ったマシンで、今までのML115に比べるととてもコンパクトで静かないいコです。ただ、ネットワークチップがRealTek、通常蟹チップと呼ばれるものですが、WindowsXPでもVistaでもドライバを別途入れないといけないというレアチップ(笑)。おかげでLinux入れるときも苦労しますた。

 しかも、ケースを選ぶという悪い部分もありまして、チップセットのヒートシンク、俗に言う煙突と呼ばれているものですが、これがまた背が高い。私は無理矢理背の低いヒートシンクに交換してしまいましたが、ちょっと熱が怖いですな…。なんせ現物あわせとかしないでフィーリングでケース買っちゃったもんだから。ちなみに、うちのケースはこの写真のケースですが、中はとっても狭かった。見た目は気にいって買ったんですが、その狭さはかなりのもの。元々VIAのために作ったようなケースだから電源配置も高さもD945GCLFとはあいませんから仕方ない。

ツクモで売っていますが値段は10,800円と安いですけどね。しかし今から買うなら、 ツクモからはDiracのケースと組み合わせたベアボーンが出ていますので、マザーボードが手に入りにくい現在、これを買っちゃうほうが早いかもしれない。ケースの好みにもよりますけど。ただ、このケースの電源は不良品率が高いよう。最初にきちんとチェックして不良の場合にはすぐさま交換してもらうという体制でいましょ(笑)。

あとは今フェイスが出そうとしているケース。フェイスパネルが、ミラー仕上げになっているところがやや好き嫌い分かれるかもしれないけど、よさげじゃない?と個人的には思います。値段も安い。小さい方の電源が60Wなのがちょっとギリギリかな、と思わせるのと、8月中旬まで待たないといけないところが、すぐ購入したい方にはもどかしいかも。Faithのサイトでも告知していますが、この納期はちょっとがっくり。しかし、今後Mini-ITXブームが来そうなほど、このD945GCLFはエポックメイキングな登場だったな、と思うのです。

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