OLYMPUS PEN発表にあたって

出る出る騒がれていたOLYMPUSのPENが正式リリースされました。正直昔のPENシリーズは見たことはあってもリアルで使ったことはなかった世代ですので、それほどノスタルジーを強く感じるわけではありませんが、趣味性の強いカメラに振ったなという印象です。マイクロフォーサーズだからこそ作りえた形でしょう。この形のカメラに一眼と表現してしまうのは、多少抵抗があるのですが、構造から言ってレンジファインダーではないわけだし、今まで無かったものですから、一眼というのも仕方ない。OLYMPUSのサイトを見ると、従来のモノを含めて一眼レフではなく一眼と修正しているみたいです。

ノスタルジーに関係なく純粋に機能を見ると、E-620やE-30と同じセンサーを使って、基本スペックには変わりはないようです。有効画素数は1230万画素、イメージャはLive MOSセンサー、スーパーソニックウェーブフィルターといったところも変わりなし。動画撮影できること、そして背面液晶が3インチになったことくらいが差違としてあるくらい。良くも悪くもうまく従来のモジュールを使ってリメイクしたものです。肝心のイメージャ自体もOLYMPUS・Panasonic双方仲良く採用しているもので変わりはないので後は味付けだけの違い、パッケージングの違い、そして動画機能の違いでPanasonic GH1かこちらか、ということになりそうです。液晶モニタが23万画素というのが、この値段のカメラに対してコストダウンすべきところなのか?と疑義を持ちます。

正直動画はもう少しがんばって欲しかったと思います。もちろんOLYMPUSはカメラ屋さんですから、動画はオマケなんでしょうが、AVCHDを採用してフルハイビジョンにも対応してもらいたかった。このクラシカルな外観のカメラなのにできる、なんていうミスマッチさをおもしろがってしまうのですが、残念ながら正統なカメラとなってしまいました。

しかし、趣味性の強いカメラ、ということで一台目にコレ選ぶのはかなり冒険ですね。ストロボもついていないし、レンズもマニアックな17mm F2.8パンケーキレンズと、同じ焦点域に堂々とかぶる14-42mmキットになってる。個人的にはカッコイイし、いさぎよい、持っている喜びも家電製品ぽいGH1より欲しいと思うのですが、お金に余裕ないとコレにまで触手を伸ばせません。まぁ、長い望遠レンズ付けて振り回すようなカメラじゃないので、キャラクターにあったレンズですね。

あと、理解できないのは、シルバーモデルのレンズキットは、レンズがブラックしか選べない。これ、シルバーも選べるようにしてくれないのかな。シルバーモデルの背面に黒い部分があるのも納得いかないのですが、せめてレンズは色を選べるようにして欲しいな。ホワイトボディのカメラはどうしてもガジェットとしては、あまり興味をそそられないのです。ツインレンズキットじゃないと偉く値段も跳ね上がるのでガマンしてブラックレンズを買っちゃうことになりそうですが…(いや買わないだろうけど…たぶん)。シルバーモデルにシルバーレンズをキット化してくれるよう署名運動したいくらいです。メールしてみようかな。それをしてくれるなら、少し待とうという気にもなります。

ボディのみが受注生産になっていること、そして発売が遅いことからも、従来のフォーサーズユーザをあまりターゲットにしてないカメラかな、と思いました。レンズキットメイン販売するカメラなんでしょうね。皮のケースに入れて、ちょっと70’sっぽい格好をした女の子が方に掛けて使うと絵になりそうなカメラですね。オレみたいなオヤジが持つと似合わないなw
価格は各ショップで発表されていますが、ツインレンズキットの116,800円は高いなぁ…。

「OLYMPUS PEN発表にあたって」への2件のフィードバック

  1. このカメラお散歩用にほしいと思っていましたが
    液晶が安物だったのですね・・・ショック

    それは別としても
    ストロボ内蔵されてないというのが痛いです。
    (いれるスペースがなかったそうですが・・・LEDライトつけておくとか何か別の案でもいいので対策しておいてほしかったですね。オリンパスが言うほど高感度特性よくないですし・・・)

    同時発売予定のパンケーキレンズが17mmというのも微妙です。35mm換算で28mm相当の方がうれしかったですね。
    (14mmとか・・・)

    動画に関しては同感で、もっとがんばってほしかったです・・・
    動画に関してはパナソニックに期待するしかないのかな?

    メディアもSDHCというのは時代の流れなのでしょうか?
    一眼のサブとして使いたいのでCFの方がうれしかったのですが・・・最近はエントリー一眼もSD系搭載なので、これはどうしようもないのかもしれませんね。
    とはいってもSDXC規格もできてきてるので、今って微妙
    SDXC対応カメラじゃないと将来厳しいような・・・
    考えすぎ?

  2. フェニックスさん、コメントありがとうございます。

    液晶は安物ってほどでもないと思います。ただ、現在の主流である92万画素を採用していない、ということで。見比べなければ気にならないかと(見比べると、うわーかなり違うんだなとは思いますけど)。あくまでもコストダウンのためにいたしかたない部分なのでしょう。でもいわゆるコンデジよりはいいんじゃないかな、と思います。コンデジって未だに11万画素とか使ってることもありますので。次世代機種はELでも採用してくれる、と信じましょう。ただ、基本的に後継は初代に比べるとインパクト弱いんですよね。

    欠点があるからこそ、いとおしくなる部分もあるわけで。同じように、ストロボは内蔵されてないと余計なコストがかかりますが、でも、まぁノスタルジックなカメラなのでないのだ、と考えてみるとか。無理があるかな。5Dとかα900とかD3とかも内蔵されていないので、内蔵していないことこそが高級なのだ、ということでいかがでしょう?個人的にはあまりストロボ使わないのでここらへんは納得部分です。

    パンケーキレンズは確かに14mmくらいだとよさそうだな、と思いますが34mm相当なら、普段使いにはいいんじゃないでしょうか?28mmでも、やっぱり不満は出てくるので、スナップレンズって考えれば35mmならばゆがみもそれほど気にしなくてもいいし、広角域はズームレンズに任せることでいいんじゃないかなと思うのでした。

    まぁ、動画がオリンパス的にはちゃんとやるにはかなりコストアップしちゃうのかな、という気がします。動画関連の特許やらライセンスやらかなりタイヘンだと思いますので。正直動画撮るカメラではないので、そこらへんは納得してあげないとかわいそうかも。

    SDHCに関しては、これでいいと思います。どうしても一眼レフ使ってきたユーザだとCFの資産がありますけど、エントリーとか従来のコンデジ、エントリー向け一眼レフ使っていた層には、SD一択しかないんじゃなでしょうか?SDXCは規格自体はできましたけど、やっとこないだメモリが発表されたばかりですよね?なんというか、従来のSDHCでも32GBまでは行けるので、十分じゃないでしょうか。RAWで撮影しても1,500枚として必要十分かと。SDXCが普及する頃には、おそらく次のPENが出ていると思います。しょーじき、コンデジ的な使い方するなら、2GBもあれば個人的には十分なんですよね。まぁ、これRAWで撮影しないからなんですが。

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