MOVIE COWBOY DC-MCNP1 1stレビュー

さて、MCNP1の最初のレビューをば。写真たくさんあるのでご注意を。画面をカメラで撮影したので、いまいち見にくかったらすみません。

このDC-MCNP1は以前のモノよりも一回り小さくなってはいますが、コンパクトだなぁ、という印象はあまりありません。正直な感想を言うと3.5インチのHDDを残してもらいたかったのと、端子類を省略しないで欲しかったな、というところでしょうか。なお、マニュアルは簡易なセットアップマニュアルだけ。ハンファの製品ってWebからダウンロードして説明書は読めってことなのは以前からですが、まぁ、ここらへんからしても素人さんをまったく相手にしてないことがわかります。マニュアルくらい付けろよ、と思わないでもない。ちなみに、まだ掲載されてませんw

DC-MC35UL3と並べてみた。左がDC-MCNP1
DC-MC35UL3と並べてみた。左がDC-MCNP1

正面からはスッキリして見えます。それと、本体にスイッチ類が一切ないのでリモコンなくしたら、はいそれまでよ、ということになりますね。電源もない。

これは以前のDC-MC35UL3のインターフェイス

参考に以前のDC-MC35UL3のインターフェイスの画像を置いておきます。3ペインでシンプルに展開していくインターフェイスなので、わかりやすかったですね。つながっていないところは選べない・表示しない、というよく考えられたインターフェイスでした。

ではDC-MCNP1を起動していきましょう。

起動時の画面。シンプル。

起動時に画面にはこんなシンプルな起動画面が。なんか左の赤いのいらないんじゃね?と思いますが、ま、いいでしょ。ちなみに起動時にはNTSCモードで起動するようです。

起動終わり

起動が終わるとこんなカンジです。なんというかアイコンとかないので殺風景に見えますが、わかりにくくはない。DC-MCNP1からネットワークプレイヤー以外としての機能も入ったためか、トップメニューに機能を表示することになったのでしょう。

次に、Media Libraryを選ぶとこちらのメニューになります。

Media Libraryを選んだときのメニュー

上から順にUSBに機器を接続したとき、内蔵HDD、そしてネットワークメディアとなります。再生リストとUPnPってなんだろ。マニュアルがまだWebにないので試して見るしかないかな。再生リストはきっとお気に入りを登録するんだろう、という想像はつきます。内蔵HDDは搭載していないのに選べるようになってる。そこらへんインターフェイスは退化してるなー。ま、気にせずネットワークでの再生に移ります。

ネットワーク接続を選ぶと表示される画面

ネットワーク接続を選ぶと、味気ないWindowsのExplorer的なインターフェイスになります。まぁ、わかりやすいっちゃーわかりやすいからいいんだけどね。ここに自宅内LANのワークグループが見えますので、それを選ぶと。ぽちっとな。

ディレクトリを掘り掘りしていく

ワークグループから、ネットワーク接続されたPC、そして共有されているディレクトリを掘り進んでいき、コンテンツのある場所にたどり着いてカーソルをフォーカスさせると、こんなカンジです。プレビュー機能がありますので、そこでサムネイル再生っぽいのが始まります。中身がわからないときは便利かも。でも、プレビューさせるとバッファリングしている間はちょっとイライラするかな。音声まで出ますので、このまま放置できないってのもある。プレビューしていようが、カーソルを移動させるとすぐ追従してくれるので、操作自体は問題ありませぬ。

デフォルトでは画面が汚かったので設定しなおし

画像解像度をNTSCのままにしておいて再生したらえらく汚かったので、設定し直しです。いろいろなシーンから画像解像度は変えられます。リモコンから設定画面でいきなりオーバーレイして変えてもいいし、解像度のみのボタンもありますので、そこからも変更可能。ちなみにTSデータをNTSC再生させるとえらくガクついた画像に。もしかしたらワンセグのデータを表示したのかも。

MP3の場合のプレビュー

MP3の再生ももちろんできます。プレビューでは音は出ないのですが、本来ならジャケット写真とかが表示されるのかな?よーく見るとヘンなところが…。

ナニコレwwww

曲のタイトルがアルファベットしかないのに、変なことになってます。ちゃんとアーティストは表示しているのですが…。一瞬意味がある?もしかして漢字に置き換えて表示しているのか?と思いました。さすがに違うみたいです。まだ、ここらへんは練られてないんでしょうね。今後のアップデートに期待。もしかしたらインターネットから読み込んでこようとしているのかな。

TSデータもキレイに表示されるようになった

さて、話を元に戻して、画像の解像度をちゃんと合わせるとキレイに表示するようになりました。めでたしめでたし。早送りしてから再生に戻しても音が消えたり、ズレたりすることもなくちゃんと再生され、ストレスなくTSデータを楽しめます。

他のフォーマットも試して見ました。H.264で圧縮された動画を再生してみることにします。

H.264でAAC
H.264でMP3
ついでにwmvも。

手持ちにDivX以外の動画が少ないので友人からもらった動画を再生してみた。おパンツアニメは、それなりにおもしろかった。いや、それはどうでもいいですね。別段どのフォーマットも問題なく再生されるのですが、一部Xvidで圧縮されたものがInvalidになってることがありました。ま、ここらへんあまり気にしないことにします。今後改善されるかもしれないしXvidなんてあまり使わないし。今後はH.264が主流になっていくでしょうから。

プレビューをオフにしてみるとこんなイメージ

自分としてはプレビュー機能はいらないなぁ、と思ってオフにしました。タイトルなしで保存してるものはありませんし、タイトルがスクロールして表示はされますが、それを待つのもイヤなのでできるだけ長くファイル名が見えた方がいいためです。データの容量も表示されるので、まさにExplorerライクですな。ISOデータですらプレビューしてくれますが、レンタルDVDをリッピングしたものなどの場合には、最初に入っているCMを延々見るだけになります。

あれ?画質悪いと思ってみてみたら

キャプチャーしたTSファイルを色々見て困ったことが。TSファイルってさまざまな放送波を混ぜていますが、それを再生するとワンセグ用データしか再生してくれないものがあります。キャプチャーするときにEPG Timer_Bonで「全データ」にしておくと、全部キャプチャーしてしまうのでこんなことになるわけですね。なので今後のキャプチャーは、注意することにしました。全データにしておいても問題ないファイルはあるのですが、「咲 Saki」の場合には再生すら途中で止まるのでキャプチャー時に注意しなければなりません。毎週月曜日にタコス娘に会うのを楽しみにしているので、これでは困るじぇw TS SplitterでHDデータのみを分離してしまえば、どのファイルも大丈夫になりました。

なお、肝心のEOSのムービーデータは途切れ途切れの再生になります。デコードパワーが不足しているのか、ネットワークの転送速度が足りていないのか…。次回はHDDをUSB接続してチェックしてみようと思います。画質的にリンギングがハデハデになるのであまりこれで再生するのはよくないかもしれない。

全体的に動きは軽快、対応しているフォーマットも多いということでメインプレイヤーとして今後も活用してみることにします。不具合はチョコチョコあるかもしれませんが、早めに操作に慣れたいので置き換えてしまいました。

リモコンはちょっと使いづらいかも。慣れの問題もあるのですが、早送り・巻き戻しがプレイボタンから離れているのでリモコン見ないといけないから面倒です。直感的・一般的な並びにして欲しかったな。

ハンファのWebサイトも情報が更新されて充実しました。購入前にちゃんと欲しい機能があるかチェックしておくといいと思います。DDNSってどうやって使うかまだちっともわかりませんし、無料のDDNSの情報なんぞ一切ないのでナゾの機能になっちゃってますw

※Internet機能はYouTubeとかFlickerを表示してくれるのですが、いまんところなんじゃこれ?というようなチープな機能でしかありません。まだオマケというか開発中なんでしょう。今後充実してくれるのを期待。ニコニコ動画にも対応してくりゃれ。

Amazonでも販売始まった!
ネットワーク&HDDメディアプレーヤー DCーMCNP1 ¥ 19,018とちょっとお安いですね。

「MOVIE COWBOY DC-MCNP1 1stレビュー」への1件のフィードバック

  1. 詳細なレポートありがとうございました
    フルHDのモニタでも、じゅぶん綺麗に映るみたいですね
    購入する気にかなりなりました
    今後もいろんな機種のレポート
    とても楽しみにしています

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