JALのマイレージがエクスパイヤしそうなので、先週に引き続き非行、いや飛行機に乗りました。今回の行き先は、航空機撮影のメッカでもある大阪空港(伊丹空港)です。いや、行くまで大阪と兵庫にまたがる空港なんてことも知りませんでしたけど、撮影に関しては最高にいい環境だ、と強く感じた次第です。
羽田を8時30分発の伊丹行きに乗り込み、機内では爆睡。777-300って乗っていて静かだなと感じます。747より壁が厚いカンジというのか。実際にはそれほど変わらないんだろうけど。1時間も飛んでいないので、あっという間に到着してしまいました。
最初は展望デッキに腰を落ち着け、午前中順光で撮影しました。いやいや、フェンスがないって素晴らしい。本当にすばらしい。声を大にしてすばらしーーーーーーーー、と言いたい。羽田も成田もそうしてくれよん、ほんとに。離陸機を撮りたかったので、北ターミナルにいましたが、夏なら南の方がいいのかな?
11時半くらいまで展望デッキにいたのですが、その後バスで伊丹スカイパークへ移動。入り口にあるセブンイレブンでお弁当を買ってからスカイパークに入りました。いや、ここも本当に素晴らしい。目の前を通過していく飛行機を見ると、ほんとに飽きませんなあ。クルマでここに来れる人がうらやましい。羽田にもこんなの作ってくれないかな。今工事している国際線ターミナルの脇でもいいから、目の前が滑走路っていう環境が欲しい。
このスカイパークを北から南まで歩いて、その後千里川土手へ移動しようとタクシーを探すも、全然こない。ほんとに来ない。係員の人に聞いてみると北側なら通ると思うけどね、と言われてしまったが、いまさらまた北側に戻るつもりはさらさらない。仕方ないので歩きながらタクシーを待ちましたが、歩きまくりで結局千里川に着いてしまいました。なんか2キロ以上歩いたような…。機材抱えて2キロ歩くのは疲れまくりんぐ。
千里川土手はほんとに真上のすぐそこを通過していくんですね。いや、感動しました。足下グチャグチャで多少靴が汚れましたが、そんなのはどうでもいい。飛行機が通過した後にあんなに風が吹くんだな、と体験できました。そして撮影が非常に難しい。すさまじいスピードだから、追いかけるのも大変だし、5D MarkIIに17mmをつけても、はみ出すときもあれば小さすぎる時もある。機体の大きさをすぐ把握して、場所を移動しないと、きっちり画角内に納めるのが大変だ、と思ったのでした。
千里川土手には1時間程度いて、また大阪空港へ移動。これも途中でタクシーがつかまらず、2キロ以上歩いてやっとタクシーに出会えました。ホントに今日はトータルで何キロ歩いたんだろ?
なんだかんだと今度は17時30分の777-200で羽田まで戻ってきましたが、最後にゴーアラウンドやってくれまして二度も着陸コースを飛ぶ羽目になりましたよ。ゴーアラすると、スチュワーデスさんがちょっと驚いていておもしろかった。どうやら、ランウェイから前の機がどかなかったよーです。
というわけで急ぎ足で大阪空港を楽しんで参りました。しかしながら、プロのカメラマンはもっと長い時間これを続けて何日もやるわけで、ホントに大変ですね。ワタクシ、趣味だけど途中でイヤになりましたw
というわけで、今回の写真はこちら。