Spyder3 Studio SRを試してみた

カラーキャリブレーションの大切さはわかっていても、毎日頻繁に使うものでないとなかなか食指が動きません。それなりにコストもかかりますし。今回、自分で使うものではありませんがSpyder3 Studio SRを試用してみる機会に恵まれたので試して見ました。例のライカをお持ちの方が買ってきてくれたら、先に使っていいよ、というので試して見た。ま、その人に教えることもできるので先に試しておいた方がいいなぁ、というので興味もあったのでやってみたのです。

なんとアルミのアタッシェケースに入っています。これだけで重いわ。
なんとアルミのアタッシェケースに入っています。これだけで重いわ。

ヨドバシカメラで購入したのですが(近所に在庫置いてある店がヨドバシだった)、高価(8万円弱)なのもわかる立派なケースに入っています。

中身はこうなっております。

ちゃんとスポンジでしっかりと仕舞えるようになってます。

左から、モニタキャリブレータ・スタンド(環境光測定用)、Datacolor分光色彩計の順番です。真ん中にあるグレイのものはSpyderCubeという18%グレイや100%白・黒を持つ写真を一緒に写しこむためのものです。グレイスケールのこじゃれたものだと思えばいい。

このDatacolor分光色彩計をガイドするためのプラスティックのスケールがこれです。

これにDatacolor分光色彩計を沿わせてガイドする

プリンターで印刷したカラーチップをコレを使ってDatacolor分光色彩計を滑らせて読むわけですね。読むというより、測るのですけど。

ま、実際にはそれほど準備は難しくありません。ソフトをインストールして起動すると、順番に手順を示して指示してくれます。キャリブレーション自体は慣れれば誰でもできるでしょう。手間だけど。

本当はインクジェットで印刷してから24時間おいておかなければならないようですが、時間ないので一気にプロファイルを作りました。んで、そのプロファイルとキャリブレーションしたモニタを使って各種ソフトウェアでレタッチするという流れなわけです。やってみると意外に簡単だな、と思いました。

自分のディスプレイはDELL W2407Cなのですが、普段はHeuyでキャリブレーションしています。見た目での感想ですが、Spyder3も同じ色の傾向にキャリブレーションしてくれたので、少しはHeuyもがんばってくれていることがわかりましたw

さて、プリンターとペーパーの組み合わせでプロファイルを作ったら、実際にそれを視覚化することになります。DPPで見た比較画像が、こちらになりますが、左側がキャリブレーションしたプリンタープロファイルを元にして、CMYKのプロファイルを設定したときに見た絵柄、右がディスプレイをターゲットにした、何もプロファイルを校正していない絵柄になります。

当たり前といえば当たり前なのですが、印刷物はコントラストも階調の表現もディスプレイに比べるとやや劣ります。そのため、こういった最終出力イメージで見ると、どうやってレタッチすべきなのか?ということが事前にわかるわけですね。普通ディスプレイで見るのなら、黒をあまり沈めないで階調を残してあげるようにしますが、プリンターの場合には、CMYKだってこともあり、それだとなかなか黒が沈まない。なので、多少ハデ目にレタッチしてあげないといけないことがわかります。また、うちのプリンターはキヤノンのip4300という安物プリンターのせいか、黒が多少緑がかっていますね。そういったことを考慮していじくらないといけないんだ、ということはわかりました。

正直カラーマネージメントって面倒ですw

ちなみに、プリンターキャリブレータがなくても、DPPやPhotoshopではプリンターのプロファイルを読み込めますので、ある一定の範囲内に収めることは可能です。あくまでも傾向程度みたいですが。

さ、やり方はわかったので、後は追い詰めていくだけ。まだまだ地道な仕事が続きそうです。率直に言ってまだまだわからないところが多いので精進しないとダメだなぁ、と思ったのでした。


Spyder3 Studio SR amazonだと71,800円

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